ナチュラルチーズは、料理を何倍もおいしくする!!
ワイン会やホームパーティーで、美味しいナチュラルチーズを買ったけど、
- 余ってしまって、どうやって食べたらいいか分からない…
- いつまで保存できるの?
- 料理に使えるのかな?
- ナチュラルチーズを料理に使うレシピを知らない
など、残ってしまったナチュラルチーズをどうやって食べたらいいか分からない方もいると思います。
この記事では、
- ナチュラルチーズの賞味期限
- 和洋中おすすめ料理
- 料理にも使えて便利なナチュラルチーズ
などを、チーズプロフェッショナル(チーズの資格)を持つYURIが、料理にも使えて便利なナチュラルチーズをご紹介していきます。
ワイン会やホームパーティーで、チーズが余りがちな方は、参考にしてみてくださいね。
\私の定番は、パルミジャーノ・レッジャーノ/
ナチュラルチーズの食べ方を詳しく知りたい方は、↓こちらの記事をご覧ください。
【チーズの食べ方】美味しく食べる為に、知っておきたい5つのコツ
★ も く じ ★
ナチュラルチーズの賞味期限とは?
そもそもナチュラルチーズの賞味期限は、どのくらいなのでしょうか。
チーズによっても違いますが、
- フレッシュタイプは、数日から数週間
- ハードタイプは、長いもので数ヶ月
というものあり、賞味期限の幅は広くなります。
またナチュラルチーズは、消費期限ではなく、賞味期限で表示されています。
未開封の場合、保存状態が表示されている方法ならば、その日付まで美味しく食べることができます。日付を過ぎても、味わいは落ちる可能性がありますが食べることも可能。
上記のように、日付を過ぎたからと言って食べられないわけではありません。
しかし、これは未開封の場合。
開封後は、1週間くらいで、なるべく早く食べきりましょう。
もし、食べられるカビではないもの見付かった場合は、その部分は切り取って内側を食べるようにするといいですよ。
やはり、パーティーなどで余ったチーズを食べるのは、至難の業ですよね。
ナチュラルチーズは、どんな料理におすすめ?
上記でもご紹介したとおり、ナチュラルチーズは、開封後はなるべく早く食べることがおすすめされています。
しかし、切って食べる以外にどんなものがあるか悩みどころです。
ここでは、おすすめのアレンジ料理をご紹介します。
和食
和食とナチュラルチーズって、イメージ沸かないですよね。
でも、以外に合う料理もあるんですよ。
例えば、
衣に、ハードタイプのチーズを削って入れてみてください。
サクッと感と、コクがプラスされ、レストランで食べれられるような味わいに!
青菜を刻んだものに、フレッシュチーズ(モッツアレラ、カッテージ、リコッタ、フェタなど)の細かくしたものをポン酢や胡麻醤油などで和えてみてください。
意外にうまい!ジャコやシラスなどを、一緒に和えてもいいですよ。
あっさりしたクセのないチーズだと、あわせやすいですよ。
ナチュラルチーズは、和食にも使えるんですよ。
チャレンジしてみてくださいね。
洋食
洋食は和食と比べると、使いやすいし、イメージしやすいです。
例えば、パスタ、ピザなどは、どんなチーズでも合いそうな感じがしますよね。
以下では、それぞれの料理におすすめのチーズをご紹介します。
おすすめのナチュラルチーズは、
- ゴルゴンゾーラなど、ブルーチーズ
- パルミジャーノ・レッジャーノ
- カマンベール
- モッツアレラ
など、比較的にどんなチーズでも使いやすいです。
トマト系には、モッツアレラやカマンベール。
クリーム系には、ゴルゴンゾーラなどのブルーチーズやパルミジャーノ・レッジャーノなどが使いやすいですよ。
オイル系のパスタには、あまり入れませんが、仕上げにパルミジャーノ・レッジャーノやグラナ・パダーノなどのハードタイプのチーズを削って入れるのもおすすめですよ。
おすすめのナチュラルチーズは、
- ゴルゴンゾーラ、ロックフォールなど、ブルーチーズ
- パルミジャーノ・レッジャーノ
- カマンベール、シャウルスなど、白カビタイプ
- モッツアレラ
- カチョカヴァッロ
- リコッタ
など、ピザもパスタ同様、チーズを使う料理なので使いやすいです。
いろいろなチーズを乗せているピザもありますが、プロではない方は種類を混ぜると「味がごちゃごちゃして、結局美味しくない」という事もあります。
できれば1種類か、似たようなタイプのチーズを2、3種類乗せるかくらいに止めましょう!
最後に、ピザ用チーズをかけて方が、上手に焼けますよ。
おすすめのナチュラルチーズは、
- シェーヴルタイプ(山羊乳チーズ)
- モッツアレラ
- カッテージチーズ
- パルミジャーノ・レッジャーノ
- (薄くスライスした)コンテ
など、フレッシュタイプのチーズやハードタイプのチーズを、削ったりスライスして乗せるのが使いやすいです。
ややクセがあるシェーヴルチーズは、グリーンサラダとても相性がいいです。
チーズの爽やかな風味とサラダの青っぽい味わいが、単体で食べるより美味しく感じますよ。
また、パルミジャーノ・レッジャーノをかける場合は、バルサミコのドレッシングをかけるともっと美味しくなります。
おすすめのナチュラルチーズは、
- ゴルゴンゾーラ、スティリトンなど、ブルーチーズ
- カマンベール、シャウルスなど、白カビタイプ
- チェダー
- カチョカヴァッロ
- エポワス、モンドールなど、ウォッシュタイプ
オーブン料理にも、ナチュラルチーズは活躍します。
特に風味がよく、香りがいいものはおすすめですよ。
エポワスやマンステールなどの、ウォッシュタイプのチーズは焼くと香ばしさが強くなります。
野菜のグリルやチキンなどの、あっさりした料理に乗せて焼くと美味しいですよ。
おすすめのナチュラルチーズは、
- リコッタ
- カッテージ
- クリームチーズ
- マスカルポーネ
- パルミジャーノ・レッジャーノ
デザートと言っても色々ありますが、チーズケーキ、チーズクッキー、マスカルポーネはティラミスなどに使うといいですよ。
チーズクッキーは、めちゃくちゃ美味しいです!
パルミジャーノ・レッジャーノで作るチーズクッキーは、ワインのおつまみにもなりワイン好きにもおすすめメニューですよ。
中華やエスニック
中華やエスニック系の料理にも、ナチュラルチーズは結構使えます。
餃子の具として、コンテやエメンタールなどのハードタイプのチーズを入れたり。
モッツアレラやリコッタなどの、フレッシュチーズを入れるのもおすすめです。
とろりと溶けて、絶品です。
いっぱいじゃなくで、一欠片入れるだけで十分効果があります。
リコッタは、とろけるというよりはコクや旨味を出し、味のアクセントになりますよ。
揚げれば、とろり。
生春巻きに入れれば、チーズの風味が甘辛のチリソースに合いますよ。
揚げ春巻きには、チェダーやグリュイエールなど溶けて美味しさ倍増する系。
生春巻きには、熟成の若いコンテやブリ・ド・モーなどミルキーでコクがあるタイプがおすすめですよ。
インドカレーには、インドのパニールというチーズが入ります。
しかし、日本で買うのは高い。
今回は、カレーのために買うチーズではないので、フェタやモッツアレラ、カマンベールなどの白カビ系などもトッピングとして入れるのがおすすめ。
ナチュラルチーズを入れると、コクとミルキー感がプラスされて、マイルドになるので美味しいですよ。
クセの強いチーズじゃなきゃ、意外になんでも合いますよ。
料理に使えるナチュラルチーズ7選
色々な料理にナチュラルチーズは、使えることがわかりましたか?
しかし、残念ながら、どんなチーズでも使いやすいわけではないです。
ここで、料理にも使えてそのまま食べても美味しいおすすめナチュラルチーズをご紹介していきます。
パルミジャーノ・レッジャーノ
パルミジャーノ・レッジャーノは、どんな料理にも使えて便利な美味しいナチュラルチーズ。
もちろん、スライスやかち割りなどでそのままでも濃厚で絶品!
余ったら、カルボナーラのソースに贅沢に使ってみてね。
パルミジャーノ・レッジャーノについて、詳しく知りたい方は↓こちらの記事もご覧ください。
シャウルスやカマンベールなどの、白カビタイプ
白カビタイプのチーズは、小さくカットして和え物にしても美味しく食べられます。
シャウルスやブリは、クセが強くないので特におすすめ。
カマンベール・ド・ノルマンディーやブリ・ド・モーなど、少しクセがあるタイプの白カビチーズは、グラタンやピザなどで使いやすいですよ。
シャウルスについて、詳しく知りたい方は↓こちらの記事もご覧ください。
シャウルスはどんなチーズ?トロトロ感がたまらない、白カビ好き必見!
ゴルゴンゾーラやスティルトンなどの、青カビタイプ
ゴルゴンゾーラやスティルトンなどの、青カビタイプのチーズはソースに使うと絶品です!
生クリームで溶いて、パスタやニョッキなどで和えるとレストラン級の味わいになります。
また、ピザの具として乗せるのもおすすめ!
しらす、玉ねぎ、ブルーチーズをのせたピザ美味しかったですよ。
パルミジャーノ・レッジャーノについて、詳しく知りたい方は↓こちらの記事もご覧ください。
イタリアチーズ生産量第3位《ゴルゴンゾーラ》って2種類あるの知ってましたか?
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青カビチーズ好きには、↓こちらの記事もおすすめですよ。
個性派ぞろい!ブルーチーズのおすすめはコレ!ランキング形式でご紹介
エメンタールチーズ
エメンタールは、穴が空いているチーズです。
見た目も可愛く、ワイン会やホームパーティーにおすすめ。
余ったら、チーズフォンデュやスライスして野菜と一緒にグリルしちゃいましょう。
加熱すると、そのままとはまた違う味わいで、2度楽しめますよ。
エメンタールについて、詳しく知りたい方は↓こちらの記事もご覧ください。
エメンタールチーズの味わいと美味しさをチーズプロフェッショナルが徹底解説
チェダーチーズ
チェダーチーズというと、上の画像のようなピザ用チーズやスライスチーズを思い浮かべる方が多いと思います。
しかし、本場イギリスで造る「ウェスト・カントリー・ファームハウス・チェダーチーズ」は、加熱せずにそのまま食べても絶品なんです。
チーズ専門店やチーズ売り場が広いスーパーなどでは、見つけられると思います。
もちろんどんな料理にも、合わせやすいので使い勝手もいいですよ。
ぜひ、探して食べてみてくださいね。
リコッタチーズ
最近では、スーパーでも見かけられるようになったフレッシュタイプのチーズ、リコッタ。
さっぱりしているので、サラダやケーキなどに混ぜても美味しいですよ。
そのままで食べるときは、クラッカーに乗せてハチミツや塩コショウをかけて食べるのがおすすめ。
パンケーキの生地に混ぜると、お店の味になるよ!
サント・モール・ド・トゥーレーヌやシャヴィニョルなど、シェーヴルチーズ
山羊乳製の酵母タイプのチーズ。
山羊乳独特のクセはありますが、ミルクの甘味と旨味、コクがしっかり感じられて美味しいです。
料理にアレンジする場合は、サラダに乗せたり、グラタンのようにオーブンでグリルするのもおすすめ。
以外に余りがちの、シェーヴルチーズも色んな料理に加えられますよ。
シェーヴルチーズについて、詳しく知りたい方は↓こちらの記事もご覧ください。
山羊乳製シェーヴルチーズは、どんな味わい?おすすめ3種類ご紹介
ナチュラルチーズが余ったら、料理に使おう!
ナチュラルチーズは、高級なものが多いです。
ワイン会やホームパーティーなどの集まりで、ちょっと盛り付けるだけで豪華になります。
でも、少量づつ買えないので余りがち。
そんな時は、思い切っていろんな料理に入れてみてください。
ナチュラルチーズは、コクや旨味があるので料理の幅をグーンとあげますよ!
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
もっとチーズの種類を詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
ナチュラルチーズのおすすめ一覧!チーズプロフェッショナルが厳選しました。