多数の受賞歴を持つ、日本を代表する「さくら」チーズがおいしすぎた!!
さくらの風味を楽しめるチーズを知ってますか?
期間限定で販売されている、クリーミーでなめらかな国産のナチュラルチーズです。
さくら風味と聞いて、
- おいしそう食べてみたい!
- さくら風味の食べ物大好き!
- 国産のナチュラルチーズ大好き!
など、興味と期待が湧いてくるのではないでしょうか。
この記事では、
- 「さくら」チーズの特徴
- 味わいや香り
- 合わせたワイン
などを、チーズプロフェッショナル(チーズの資格)とソムリエを持つYURIが詳しくご紹介していきます。
季節限定のおいしいチーズ「さくら」を、ぜひ春の季節に食べてみましょう。
ほかにも国産のナチュラルチーズで、期間限定で販売されているものがあります。
気になる方は、↓こちらをご覧ください。こちらもおいしいので、ぜひ食べてみてくださいね。
しあわせチーズ工房の「茂喜登牛」はどんなチーズ?合わせたワインもご紹介
★ も く じ ★
北海道産の「さくら」チーズとは?
上の画像が「さくら」チーズです。
真っ白のきれいなナチュラルチーズに、桜の花びらが飾られてるのが特徴的すよ。
では、どんなチーズなのか詳しくみていきましょう。
「さくら」は、どんなチーズ
「さくら」は、ほんのりさくらの風味を感じることのできる、優しい味わいのナチュラルチーズです。
しっとりとしたチーズの表皮には、酵母をまとったきれいな見た目。
さくらの葉とともに熟成されていることで、さくらの風味を楽しめます。
また、仕上げにさくらの塩漬けされた花びらがのり、かわいさも倍増です。
一つ一つ手作業で梱包されるので、見た目だけでも和菓子のようなきれいな美しさですよ。
味わいを知りたい方は、テイスティングコメントをこちらからご覧ください。
共働学舎新得農場が手掛けている
※上画像は、共働学舎新得農場ではなくイメージです。
北海道の新得町という場所にある、共働学舎新得農場。
ホームページには、「共働学舎新得農場について」という熱いメッセージが書かれています。
個性を持ったメンバーたちが、北海道・新得町という場所で地球のエネルギーをたくさん感じながら、一つ一つ心を込めてチーズを始めさまざまなものを作っています。
共働学舎新得農場の方々は、自然のものを大切にして、活かして作り上げる。
そんな造り手たちなのです。
そして完成したチーズは、一つ一つに想いがこもった、とてもおいしいチーズなのです。
近くを訪れたときは、ぜひ寄ってみたてい工房ですね。
農事組合法人 共働学舎新得農場
〒081-0038 北海道上川郡新得町字新得9-1
TEL:0156-69-5600(日曜を除く10:00~17:00)
FAX:0156-64-5350
数々の受賞歴がある
「さくら」チーズは、多数の受賞歴を持つ凄いチーズです。
以下で、受賞歴や認証などをご紹介しています。
◉2003年 第2回山のチーズオリンピック・フランス銀メダル受賞
◉2003年 第4回ALL JAPAN ナチュラルチーズコンテスト 優秀賞
◉2004年 第3回山のチーズオリンピック・スイス金メダル受賞
◉2005年 第4回山のチーズオリンピック・イタリア国際チーズ貢献賞
◉2005年 第5回ALL JAPAN ナチュラルチーズコンテスト 優秀賞
◉2006年 モンドセレクション金賞受賞
◉2007年 モンドセレクション最高金賞受賞
◉2007年 第5回山のチーズオリンピック・ドイツ金メダル受賞
◉2009年 第6回山のチーズオリンピック・スイス特別賞受賞
◉2015年 モンディアル・デュ・フロマージュ[MONDIAL DU FROMAGE] チーズ国際コンクール[International “Products” Competition 2015] ゴールドメダル (フランス、トゥール開催)
◉2015年 第10回オールジャパン・ナチュラルチーズコンテスト金賞
◉2016年 JAPAN CHEESE AWARD 2016 銀賞
◉2018年 JAPAN CHEESE AWARD 2018 金賞
◉十勝ブランド登録品(5段階評価) ★★★★★
◉道産食品独自認証制度(北海道認証・愛称:きらりっぷ)共働学舎新得農場のホームページより引用
とくに凄いのは、世界的なチーズの国際コンクール「モンディアル・デュ・フロマージュ」でゴールドメダルを受賞していること。
世界にも認められている素晴らしいチーズです。
熟成した「さくらアフィネ」もおすすめ
「さくら」には、熟成タイプの「さくらアフィネ」という商品があります。
「さくら」よりも生産量は少なく、数量限定です。
「さくら」は、通常10日で出荷されますが、「さくらアフィネ」はさらに2週間熟成しています。
あっさりした酸味と酵母、さくらの風味を楽しめる「さくら」より、酸味はまろやかになり熟成感とコク・濃厚さがプラスされているのが「さくらアフィネ」です。
クセがあり深みのあるチーズが好きな方は、アフィネもおすすめですよ!
「さくら」は、こちら↓
「さくらアフィネ」は、こちら↓
共働学舎新得農場が手がける「さくら」チーズの味わい
パッケージもかわいい「さくら」チーズ。
箱詰めまで、すべてが手作業ですよ。
サイズは、一般的なカマンベールチーズよりも少し小さめなので、食べきりやすいですよ。
以下では、どんな味わいなのか、合わせたワインのマリアージュ度の感想をご紹介しています。
参考にしてみて、ご覧ください。
「さくら」チーズの香りと味わい
- 酵母の風味をしっかり感じる
- さくらの風味は、やさしくふわりっとする
- 食べると、鼻から抜けるさくらの風味をじっくり楽しめる
- 口当たりは、なめらかでクリーミー
- さわやかな酸味を感じ、あっさり食べることができる
- ミルクの甘味と桜の風味が最高のマリアージュ
- ギュッと詰まった緻密な印象
とにかく、さくらの風味を口いっぱいに楽しめるチーズでした。
口に入れるまでは、さくらの葉の香りはかすかでしたが、口に入れた瞬間「桜だ!」と実感させられる素晴らしい味わいでした。
余韻まで、しっかりさくらを楽しめました。
酸凝固という製法なので、ややシェーヴルチーズの口当たりに似てますよ。(牛乳なので、シェーヴルチーズのようなクセはないですよ。)
なめらかで、クリーミー、やや酸味を感じる味わいです。
元々酵母の風味が凄いのですが、バゲットと一緒に食べると酵母感が、さらに増し、おいしさ倍増でした。
食べるときは、ぜひバゲットを用意することをおすすめしますよ。
合わせたワイン
イタリア・トスカーナ州で造られる「ボッリジアーノ」を合わせてみました。
実は、サルヴァトーレ・フェラガモファミリーが手がけていることでも、有名なワインです。
ブドウ品種は、メルロ、シラー、サンジョヴェーゼという3種類のブレンドワイン。
果実味と酸味、やさしい渋味がバランスのいい一本でしたよ。
「さくら」チーズと合わせてみると、
- チーズの酸味がワインの果実味によってまろやかに
- 酵母とさくらの風味が、渋味をやさしくする
- 果実味と桜の風味が、よく合う
上記のように、お互いのとがった部分を合わせることで、ワインもチーズもマイルドになり、いいマリアージュをしました。
さくらの風味をしっかり楽しみたい方は、白ワインやロゼワインを合わせるのもいいですよ。
ルドヴィック・シャンソンのロゼは、色合いもきれいですし、味わいも繊細なので合わせやすくおすすめです。
詳しく知りたいは、↓こちらの記事もご覧下さい。
ルドヴィック・シャンソンの手掛けるロゼワインは、繊細で上品!飲んだ感想とおすすめご紹介
北海道産「さくら」チーズは、春を感じられる日本らしい味わい
「さくら」を堪能して、季節を感じながら、じっくり味わって…毎年食べたいチーズだなと思いました。
そして、日本らしさを楽しめる「さくら」チーズ。
日本人に生まれたからこそ、味わってほしい。
そして、世界中の人においしさを堪能してほしいと思いました。
とくに
- さくら好き
- さくら味のものが好き
- やさしい味わいのチーズが好き
- 日本を感じたい方
- 春を感じたい方
などの方におすすめです。
そして、ハチミツをかけたり、日本茶と合わせて食べたり、和菓子のように食べるのおすすめみたいですよ。
ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。
「さくら」チーズで、日本らしさを堪能してみてください。
国産ナチュラルチーズで、赤しそが巻かれたチーズもあるんですよ。
気になる方は、↓こちらの記事もご覧下さい。
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