山梨で出会った「くらむぼんワイン」がおいしすぎたのでご紹介します!
山梨は国内のワイン生産量がNo.1の場所です。
とくに、甲州ブドウは世界中でも評価が高く、日本の特別なブドウ品種として愛されています。
しかし、日本ワインは
- 日本ワインはどうやって選べばいいか分からない
- 本当においしいのかな?
- 甘いんじゃないの?
などと、偏見を持たれがち…飲むとおいしくてびっくりするんですよ!
日本人の丁寧な造りと繊細な味わいが、どのワイナリーも個性があっておいしいんです。
この記事では、山梨ワインの中でも私のイチオシである「くらむぼんワイン」を取り上げていきますよ。
- くらむぼんワインとは?
- 商品ラインナップ
- ソムリエが飲んだくらむぼんワインの感想
- ワインと合わせたおつまみやチーズ
などを、くらむぼんワインのファンになったソムリエールYURIが詳しくご紹介していきます。
レベルも可愛くて、プレゼントにもぴったり!ぜひ、飲んでみてくださいね。
\ソムリエ一押し!/
★ も く じ ★
くらむぼんワインとは?
くらむぼんワインとは、山梨県甲州市勝沼町で造られている国産ワインです。
どこかで聞いたことのある「くらむぼん」という名前。
『くらむぼん』という名前は、宮沢賢治の童話『やまなし』で蟹が話す言葉に由来します。
人間と自然の共存、科学の限界、他人への思いやりを童話で伝えた宮沢賢治に共感し、
この社名が名づけられました。
上記の理由を見て思い出しました。
実は、私は小学校のときに国語の授業で『やまなし』を勉強していたんです。
習ったことがある方も多いのではないでしょうか?
ワイナリー名の由来にも記載されていますが、くらむぼんワインはブドウ本来の味わい、自然な造りを大切にしています。
私たち“くらむぼんワイン”は人間が機械的にワインを製造するものではなく、
ブドウがワインになるのを職人が手助けしていくものと考え、
より自然な味わいのするワイン造りを目指しております。
上記HPの文章でも分かるように、自然により近い味わいを引き出す造りをしていることが感じられると思います。
また、さまざまなブドウ品種を栽培していますが、くらむぼんワインはとくに「甲州」種に力を入れているそうですよ。
山梨県の誇りでもある、甲州種はこの土地ならではの素晴らしいブドウ品種ですからね。
山梨県甲州市を訪れたときは、ぜひくらむぼんワインによってみてくださいね。
〒409-1313 山梨県甲州市勝沼町下岩崎835
Tel:0553-44-0111
Fax:0553-44-0132
営業時間・アクセスについてはコチラから
臨時休業など急なお知らせはinstagramから確認いただけます。
くらむぼんワインの商品ラインナップ
くらむぼんワインは、さまざまなシリーズを造っています。
- N
- KURAMUBON
- 蔵
- KURAMUBON SPARKRING
- KURAMUBONBON
上記が各シリーズです。
それぞれこだわっているポイントや、特徴が違いますよ。
Nシリーズは、くらむぼんワインの顔であり、最高級プラン度になります。値段もやや高くなります。
KURAMUBONシリーズは、各商品のブドウ品種の特徴をより感じられる商品です。
蔵は、くらむぼんワインの中でもデイリーワインと位置づけられており、飲みやすく価格帯も購入しやすいですよ。
KURAMUBON SPARKRINGは、その名の通りくらむぼんワインが手掛けるスパークリングワインです。
KURAMUBONBONシリーズは、甘口や極甘口タイプのフルーティーで飲みやすい商品。ポップなラベルもかわいくて素敵ですよ。
それぞれのシリーズの中でも、甲州やマスカット・ベリーAもラインナップされており、味わいや雰囲気も違うので、飲み比べるのも楽しいですね。
くらむぼんワインを飲んだ感想
今回ご紹介するのは、KURAMUBONシリーズから「樽甲州」と「マスカット・ベリーA」です。
このワインたちとの出会いは、山梨県へキャンプに訪れたときに寄った道の駅「富士吉田」。
お土産で山梨ワインあるかな?と思って探していたら、くらむぼんワインが棚でキラキラと輝いていました。
ラベルも素敵で、一目惚れしましたよ。
では、どんな味わいだったのかご紹介していきますね。
くらむぼんワイン「樽甲州」
- ライムやレモン、グレープフルーツなどの柑橘系の爽やかな風味が楽しめる
- スッキリとしていて、ミネラル感と程よい酸味のバランス抜群
- ほんのり感じる後味の苦味がおいしい
- 抜栓後時間が経つと、樽の風味とコクが増す
- これぞ和食に合わせたくなる一本
とてもキレイで繊細な甲州ワインでした。
樽甲州という名前なので、樽の香りや味わいが強いのかと思っていましたが、甲州種にそっと寄り添うやさしい味わいが素晴らしかったです。
とくに、時間の経過で香りや味わいの開き方も変わり、とても楽しかったですよ。
次回はもっと時間をかけてゆっくり飲みたいなと思いました。
リピートしたい度
\一度飲んだらもう一度飲みたくなる!/
くらむぼんワイン「マスカット・ベリーA」
- 開けたては、ベリー系の果実味が落ち着いており、スーッと飲みやすい味わい
- 時間が経つと、マスカット・ベリーAらしいジューシーな果実味が広がる
- やさしい渋味と、マイルドな酸味、華やかな果実味のバランスが最高
- 後味に感じる、苦味がおいしさを倍増させる
今までマスカット・ベリーAは、果実の甘味が強すぎて少し苦手なところもありました。
しかし、くらむぼんワインのマスカット・ベリーAは香りが華やかで、味わいは甘味の強い果実味ではなく、食中酒としてもおいしい酸味・渋味などのバランスの良い一本でしたよ。
抜栓してから時間が経つことで、味わいや香りの変化を存分に楽しめるので、一度で二度おいしいマスカット・ベリーAです。
タンニンが苦手な方にも飲みやすく、おすすめです。
リピートしたい度
\華やか&果実味が最高!/
くらむぼんワインと合わせたチーズやおつまみ
樽甲州に合わせたのは、同じ道の駅「富士吉田」で購入したシャインマスカット!
スッキリ爽やかな柑橘系の味わいに、シャインマスカットの濃厚でしっかりした甘味がバッチリ合いました。
ほかには、少し塩分の強いチーズ「ペコリーノ・ロマーノ」も合わせましたよ。
爽やかな柑橘系の風味が、チーズの旨味とコク、強い塩味をさらに引き立てました。
ペコリーノ・ロマーノをもっと知りたい方は、↓こちらの記事もご覧ください。
【ペコリーノ・ロマーノ】2000年以上の歴史を持つチーズの食べ方や特徴
マスカット・ベリーAには、チーズ「雪印北海道100 カマンベール」を合わせましたよ。
カマンベールのミルキーでマイルドな味わいが、ワインの酸味やタンニンをマイルドにしてくれました。
また、ワインにベリー系の果実味があるので、カマンベールにベリーソースをかけたような雰囲気も楽しめましたよ。
樽甲州…シャインマスカット、ペコリーノ・ロマーノ(チーズ)
マスカット・ベリーA…雪印北海道100 カマンベール
\切れてるタイプが食べやすくておすすめ!/
くらむぼんワインは、ぶどうの特徴を捉えた上品な味わい!
くらむぼんワインの最初に惹かれたところは、素敵なラベルでした。
かわいく今にも飛び出してきそうな、魚や果物たち。
しかし、ワインを飲んで、くらむぼんワインについて知ることでさらに虜になっていきました。
とくに、
- ブドウの特徴
- 土地の味わい
をしっかり感じられ、表現されているワインを飲めることに感動すること間違いなしです。
甲州種は、山梨県ではたくさん栽培されワインにもなっています。
その中でも、くらむぼんワインの樽甲州は、クセが強くなく、爽やかな味わいの中に繊細な樽の風味を感じられておいしかったです。
ラベルのインパクトも大なくらむぼんワインは、見つけやすいかもしれませんね。
日本食にも合わせやすいので、ぜひ飲んでみてくだいね。
国産ワイン飲むなら、国産ナチュラルチーズを合わせるのもおすすめです。
気になる方は、↓こちらの記事もご覧くださいね。