カベルネ・フラン特徴は?チーズのマリアージュとおすすめワインご紹介します。

カベルネ・フランの特徴とチーズのマリアージュ




カベルネ・フランは、味わい深くてコストパフォーマンスが高い!

カベルネ・フランのワインを飲んだことありますか?

  • カベルネ・フランって名前は聞いたことあるけど、味わいは分からない…
  • カベルネ・フラン主体のワインってあるの?
  • なんか、カベルネ・フランって特徴なさそう。

など、カベルネ・ソーヴィニヨンのワインは飲んだことあっても、カベルネ・フランのワインを飲んだことない・知らないという方は多いと思います。

今回は、カベルネ・フランとナチュラルチーズ(セミハード、ウォッシュ、ブルー、シェーブル)を合わせてどれが一番相性が良いのか実験してみました。

この記事では、

  • カベルネ・フランの特徴
  • カベルネ・フランの味わい
  • 相性の良いチーズは?
  • おすすめカベルネ・フランのワイン

などを、ソムリエ&チーズのプロ・チーズプロフェッショナルYURIがご紹介します。

カベルネ・フランは、知れば知るほど面白いワインが多いですよ!

\ワインを勉強したい方へおすすめ本⇩/

カベルネ・フランの特徴は?

カベルネ・フラン

カベルネ・フランとは、赤ワイン又はロゼワイン、スパークリングワインなどに使われるブドウ品種です。

みなさんのカベルネ・フランのイメージは、どんな感じですか?

  • 印象が薄い
  • どんな味わいと表現しづらい
  • 飲みにくい
  • よく分からない

ワインを好きな方に聞いても、こんな意見が多いです。

あまり、いいイメージじゃないですよね?

でも実は、カベルネ・フランは、知れば知るほど面白く飲んでみたくなるブドウ品種です。

では、まずカベルネ・フランの特徴を知ってみましょう。

カベルネ・フランはどこで造られるの?

ロワール地方のブドウ畑

カベルネ・フランは、

  • フランス・ボルドー地方
  • フランス・ロワール地方
  • イタリア北東部

などで多く造られています。現在では、アメリカ、オーストラリア、南アフリカ、日本、中国などでも良質なカベルネ・フランが栽培されています。

しかし、世界の約70%以上はフランスで造られている現状があります。

フランス・ボルドー地方では、ブレンド用として使われることが多く、フランス・ロワール地方ではカベルネ・フラン90~100%で造られるものもあり、「シノン」「ブルグイユ」などが有名です。

カベルネ・フランは、カベルネ・ソーヴィニヨンの親?!

ブドウ

実は、世界各国で造られている「カベルネ・ソーヴィニヨン」の交配親は「カベルネ・フラン」と「ソーヴィニヨン・ブラン」といわれています。

カベルネ・フランは、カベルネ・ソーヴィニヨンの親ってわけですね!

ブドウの房の見た目もよく似ています。

味わいの特徴はやや違いますが、ニュアンスが似ていることは間違いありません。

カベルネ・フランの味わい・香り

赤ワインの入ったワイングラス
  • 色合いは、淡いラズベリーレッド系~濃いめのガーネット系
  • 香り:スミレ、ラズベリー、ブルーベリー、杉、スーッとしたメンソール系、(ピーマン)
  • 味わい:果実味と力強いがやわらかなタンニンが、飲みごたえと飲みやすさを感じられる

カベルネ・フランの味わいの特徴は、やはり果実味と爽やかさと渋味の三角のバランス抜群です。

造り手によっては、スーッとしたメンソール系の強いワイン、タンニンが強いワインなどもありますが、基本的に果実味×爽やか×渋味のバランスはよいです。

チョコミントのような、メンソール系の爽やかな味わいが好きな方は、カベルネ・フランの味わいにハマっちゃうかもしれませんね。

カベルネ・フランの特徴に合わせて、チーズを合わせてみよう!

カベルネ・フラン×ナチュラルチーズ

今回は、5種類のナチュラルチーズとカベルネ・フランをマリアージュさせてみました。

  • セミハード(コンテ、トム・デ・ムーラン)
  • シェーブル(モテ・ジュール・フォイユ)
  • ウォッシュ(エルヴ)
  • ブルー(ダナブルー)

以上、4タイプの計5種類です。

どれが一番相性が良かったのでしょうか?

ソムリエールYURI
私の中では、意外な結果でしたよ!

カベルネ・フラン×セミハードチーズ(コンテ、トム・デ・ムーラン)

カベルネ・フラン×セミハードチーズ
テイスティングコメント
  • コンテ:カベルネ・フランの渋味をミルキーな味わいのコンテがまろやかにしてくれている。
  • トム・デ・ムーラン:チーズがクリーミーになる。ワインの甘味も増し美味しい。

【結論】どちらもミルキーでまろやかなチーズなのでカベルネ・フランとの相性は良いです。

しかし、食べ合わせることで相乗効果でもっと美味しくなる!という感動はありませんでした。

守りに入った、無難なマリアージュって感じです。

マリアージュ度(3/5)

コンテは万能チーズ!気になる方は、⇩こちらも読んでみてね。

コンテチーズの食べ方を知って、もっと美味しく食べちゃおう!

コンテチーズの食べ方

カベルネ・フラン×シェーブルチーズ(モテ・シュール・フォイユ)

カベルネ・フラン×シェーブルチーズ
テイスティングコメント
  • シェーブル(山羊乳)の独特な香りがワインによって、穏やかになる
  • シェーブルのなめらかでまろやかな口当たりとミルクの甘味が、ワインに溶け美味しい

【結論】シェーブルチーズ好きには、おすすめマリアージュ!しかし、シェーブルチーズ自体が苦手な方は、ワインに山羊乳の独特のクセがとけでるので苦手かも。

私は、シェーブルチーズが大好きなのでこの組み合わせは「抜群のマリアージュだ!」と感動出来ました。

それぞれのクセを生かしたマリアージュって感じです。

マリアージュ度(4/5)

おすすめのシェーブルチーズをご紹介してるよ⇩

羊乳製シェーヴルチーズは、どんな味わい?おすすめ3種類ご紹介

山羊チーズシェーブルチーズの種類

カベルネ・フラン×ウォッシュチーズ(エルヴ)

カベルネ・フラン×ウォッシュチーズ
テイスティングコメント
  • ウォッシュの良さをワインが消す
  • ナッツ香や藁の香りがあるので、カベルネ・フランの果実感に合わない
  • カベルネ・フランを少し冷やし、エルヴではなく、エポワスにすれば合いそう

【結論】今回合わせたウォッシュチーズが、クセが強く味わいが濃いものだったので、ワインもチーズも強すぎて味わいが喧嘩してしまった。まずくはないが、美味しくなるというわけではなかったです。

ちなみに、ウォッシュチーズでも香ばしくまろやかな「エポワス」や味わいの穏やかな「ポン・レヴェック」などなら、合いそうです。

味わいが穏やかなウォッシュチーズと合わせたら美味しくなるって感じのマリアージュです。

マリアージュ度(2/5)

カベルネ・フランに合わせて欲しいウォッシュチーズ⇩ポン・レヴェックをチェックしてみてね。

【ポン・レヴェック】は、クセありチーズ初心者さんにおすすめです!

ポン・レヴェックはマイルドウォッシュチーズ

カベルネ・フラン×ブルーチーズ(ダナブルー)

カベルネ・フラン×ブルーチーズ
テイスティングコメント
  • ブルーチーズの塩分がワインによってマイルドになる
  • カベルネ・フランの渋味が穏やかになる
  • どちらの旨味とコクが相乗効果で美味しなる

【結論】単体で食べた時より、何倍も美味しくなります。ワインもチーズもお互いのとがった所を、丸くしてくれて飲みやすく食べやすくしてくれます。

ダナブルーというチーズは、塩分が穏やかなのでブルーチーズの中でも食べやすい方です。ワインの果実味と渋味に、ミルキーなブルーチーズが本当によく合いました。

一緒に食べると何倍にも美味しくなるマリアージュって感じです。

マリアージュ度(5/5)

色々なブルーチーズを知りたい方は、こちらの記事もおすすめです。

個性派ぞろい!ブルーチーズのおすすめはコレ!ランキング形式でご紹介

ブルーチーズおすすめ

カベルネ・フランの特徴を感じられる!おすすめワイン3選

ワインショップ

カベルネ・フランと美味しいチーズを合わせたくなってきましたか?

ソムリエでもある私のおすすめカベルネ・フランのワインをご紹介します。

ソムリエールYURI
どれも個性的で美味しいですよ!

ビオロジックで造られるカベルネ・フラン「ボウゴス/ソンセール・ヴァン」

ボウゴス/ソンセール・ヴァン

今回、さまざまなチーズに合わせたのはコチラのワインです。

甘い果実とカシスジャムのような香りが楽しめる。甘味・酸味・渋味のバランスが最高!甘さの中に爽やかさがあるので、さっぱりと飲めて美味しいです。

エコセール(オーガニック認定)を取得しているワインなので、雑味がなくカベルネ・フランの味わいをしっかり感じられます。

果実味感をしっかり味わいたい方に、おすすめのカベルネ・フランです。

ロワール地方で造られる「シノン レ・パンセ・ド・パリュ/ドメーヌ・ド・パリュ」


ロワール地方で造られるカベルネ・フラン100%のワイン。

「シノン」というワインは造り手もたくさんいますが、ベルトラン・スデル氏が手掛けるシノンはスミレのような華やかさと、スパイスの効いた果実味感が素晴らしいワインです。

さまざまな有名ワイナリーで経験を積んだから造れる、複雑なカベルネ・フラン。

スパイシーさをしっかり感じたい方に、おすすめですよ。

カベルネ・フラン50%前後のボルドーワイン「シャトー・オーゾンヌ」

ボルドー地方のカベルネ・フランといえば、シャトー・オーゾンヌ!

ボルドー地方では、カベルネ・フランをブレンド用のブドウ品種として使うことが多いです。なので、カベルネ・フランを50%前後使用し、味わえるワインは稀。

そして、サンテミリオン格付けにて、第1特別級Aに君臨し続けている絶品の高級ワインなのです。

濃厚な味わいと果実やチョコなどの甘味と酸味、複雑さと繊細さが楽しめる大人な味わい。しっかり熟成して、飲み頃になるまで待ってから飲みたいワインです。

ゆっくりじっくりカベルネ・フランとメルロの味わいを堪能したい方に、おすすめですよ。

シャトー・オーゾンヌ [2004] <赤> <ワイン/ボルドー>

カベルネ・フランの味わいの特徴と相性がいいチーズは、ダナブルー!

ダナブルー

カベルネ・フランの特徴をおさらいしましょう。

カベルネ・フランは、

  • フランス・ボルドー地方、ロワール地方でよく造られる
  • ロワール地方は、カベルネ・フラン90~100%で造られるワインもある
  • 果実味、メンソール系香り、シルキーなタンニンが味わいのポイント
  • チーズは、味わいがまろやかなブルーチーズが相性抜群!

です。

カベルネ・フランは、造り手や造る産地でも「渋みが強い」「スパイシーさが強い」「エレガントなワイン」など、さまざまな味わいに変化します。

自分の好きな産地や造り手のカベルネ・フランを、ぜひ見付けてください。

そして、チーズと一緒に合わせてみてくださいね。

ソムリエールYURIがおすすめの生産者をご紹介中!気になる方は、⇩チェックしてみてね。

ワイン生産者おすすめ一覧!ソムリエールYURIが大好きな造り手をリストアップしました。

ワイン生産者一覧