美味しすぎるマルサネ・ロゼを飲んで欲しい Bruno Clair/ブリュノ・クレール




『ロゼワインでも、感動できるワインがある!!』

あるんですよ~。私もそこまで数を飲んでないですが…それでも、感動するロゼワインに出会えてます★

  • ロゼワインって中途半端でいつ飲めばいい変わらない…
  • ロゼワインって甘いんでしょ?
  • ロゼワイン買うなら赤ワイン買うよ!
  • どれを選べば良いか、全然分からない。
  • ロゼワインってシャンパンでしょ?

などなど…。分かりますよ、その気持ち。

私もワインを飲み始めの時は、ロゼワインはどう手を付けて良いか分かりませんでした。

今回は、ロゼワインを試した事ない初心者さんもロゼワイン大好きな方も

ソムリエールYURIが【マルサネ・ロゼ】の魅力をご紹介します。

今回オススメのマルサネ・ロゼはこちら⇩

マルサネ・ロゼとはどんなワイン?

【マルサネ・ロゼ】と冒頭から連呼してますが、そもそも【マルサネ・ロゼ】とはどんなものなのでしょうか?

簡単に説明していきますね。

マルサネ・ロゼの生産地は?

生産地は、フランス・ブルゴーニュ地方コート・ドール県コート・ド・ニュイ地区マルサネ村で造られています。

簡単に言うと、フランス・ブルゴーニュ地方のマルサネ村で造ってるワインって事です。

有名なブルゴーニュワインをたくさん生産している縦に長い県コート・ドール県の最北端に位置します。

ワインの勉強をする時、ブルゴーニュ地方コート・ドール県を北部から順番に覚えていくことが多いので勉強した方は最初の村なので絶対覚えている村名ですよね?!(笑)

マルサネ・ロゼは、どんな特徴があるの?

マルサネ・ロゼのブドウ品種は、ピノ・ノワール主体です。

ブレンドしている事もあれば、単一品種で造っている造り手さんもいます。

マルサネ・ロゼは、フランスの4大ロゼワインの一つ。コート・ドール県唯一のロゼワインです!!

こちらがフランス4大ロゼワイン⇩

フランス4大ロゼワイン
  • ブルゴーニュ地方 マルサネ・ロゼ(Marsannay Rose)
  • ロワール地方 ロゼ ダンジュ(Rose d’Anjou) 
  • プロヴァンス地方 プロヴァンス ロゼ(Provence Rose)
  • コートデュローヌ地方タヴェル ロゼ(Tavel Rose)

それぞれ個性豊かなロゼワインですよ。

前にソムリエを取得するためにワインの学校に通っていました。その時に先生がこんな事を話してくれました。

『マルサネ・ロゼが造られてきっかけは、ディジョンのカフェで飲めるワインを造りたかった』

という説があるらしいです。フランス人らしいですよね。可愛いお話。

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マルサネ・ロゼとの最初の出会い

ロゼと言えばやはり最初はシャンパンをイメージされる方が多いと思います。

私もロゼワインを最初に飲んだのは、シャンパンだったと思います。

しかし、ワインショップで働きだして意外にロゼワインが多い事に気付き興味を持ったのがきっかけでした。ソムリエールYURIが運命の出会いをした、美味しいロゼワインのお話をしますね。

ロゼワインのイメージは甘口??!

ロゼワインを買う時、何を躊躇するかというと…『このワイン甘口じゃないか?!』って所ですよね?

なぜ【ロゼ=甘口】という方程式が広まったのかは定かではないですが。昔は、日本に甘口のロゼが多く輸入されていたのが原因かもしれませんね。

実の所、フランスのロゼワインは辛口のロゼの方が生産量は多いです。最近は昔より甘口は少なくなっているのかもしれないですね。

しかし、甘口のロゼもあるのので購入するときは確認しましょう!!

ロゼワインのイメージを変えた【マルサネ・ロゼ】

ワインの名前はもちろん【マルサネ・ロゼ】造り手さんは、《フィリップ・シャルロパン》

最近は赤白ワインに力を入れているので、ロゼワイン日本で見なくなってしましました…残念。

そもそも、もう生産していないかもしれません。

白いキャップシールと白いラベルがロゼワインのピンクの色合いを引き立てるカワイイボトルでした。

私が飲んだものには、酒石酸(キラキラしたアミノ酸の結晶)が出ていてこれまた「お!美味しい証拠!!」と思った事を覚えてます。

味わいは、甘みというよりはさっぱりスッキリしている印象でした。そして、ロゼワイン独特な深みもあり料理に合わせやすい華やかさのあるロゼワインでした。

昔は、発売されたら必ず買っていたので、もう一度飲みたいですね。

今回飲んだ マルサネ・ロゼ/ブリュノ・クレール とは?

今回飲んだのは、《ブリュノ・クレール》という造り手さんのロゼワイン。

この造り手の赤ワインは何度も飲んでいたので『マルサネ・ロゼもあるんだ!』という驚きから購入しました。今思えば、ブリュノ・クレールを知らな過ぎましたね…。まだまだ、勉強です。

ブリュノ・クレールってどんな造り手さん?

ブリュノ・クレールは、マルサネ村を本拠地とする造り手さん。そりゃ、マルサネ・ロゼ造ってますよね!

ここからは、インポーターさんの【ラックコーポレーション】の説明を引用しますね。

ブドウ栽培はリュット・レゾネ。手摘みで収穫されたブドウは部分的に除梗(0〜10%)。必要に応じて低温マセレーションを行い、自生酵母による自然発酵を待つ。
樽熟成はクリマとヴィンテージにもよるが16〜22ヶ月。新樽率は20〜50%でグラン・クリュであっても100%ということはない。
ステンレンスタンクの中で1年間寝かされるマルサネ・ロゼの素晴らしさはいうまでもなく、ブルゴーニュ名物ジャンボン・ペルシエとじつに相性がよい。

リュット・レゾネとは、農薬使用を最小限に減らし環境に良いワイン造りをする方法です。簡単に言うと自然派ワインのイメージですね。

マルサネ・ロゼは、ステンレスタンクで1年も寝かせてるという気合いの入れよう。そりゃ美味しいですよね。

ブリュノ・クレールは、ジュヴレ・シャンベルタンやペルナン・ヴェルジュレスの方まで特級畑・一級畑・村名など様々なワインを手掛けています。私は、ジュヴレ・シャンベルタンの一級畑を良く飲んでいたのでジュヴレ・シャンベルタンを本拠地にしている造り手と思ってました。勉強不足でした…

でも、ブリュノ・クレールの【ジュヴレ・シャンベルタン・クロ・デュ・フォントニィ】は本当に美味しいのでオススメですよ★

【マルサネ・ロゼ/ブリュノ・クレール】のテイスティングコメント

今回は【2016年マルサネ・ロゼ / ブリュノ・クレール】を飲みました。早速テイスティングコメントです。

色合いは、濃いめのピンク。クランベリージュース見たいな赤に近い。

開けたては酸味が強めで、時間が経つと穏やかになり徐々に甘みが出てくる。若い赤い果実がポンポンと口の中に広がる。クランベリーやラズベリー感が凄く程良い渋味がバランスを良くしてくれているロゼワイン。

口当たりが滑らかで、まろやか。トロトロとしたとろみが特徴的

一言で言うと

『酸味・甘み・渋味のバランスが抜群。トロトロとした口当たりが、余韻を長く楽しませてくれる時間をかけてゆっくり飲みたい美味しいロゼワイン★』

とにかく、じっくりゆっくり飲んで欲しいロゼワインでした。3日位かけて飲むのも良いと思います!徐々に甘みが出てくる所がまた面白かったですよ。

ぜひ、飲んでみて欲しい1本です!!

マルサネ・ロゼをもっと日本に入荷して欲しい!

ロゼワインというくくりだと、イタリヤやスペインなども多く日本に入ってきているので結構見かけますよね。

でもなぜか【マルサネ・ロゼ】になると一気に見かけなくなる…あるはあるけど種類は少ないですよね。あぁーもっと輸入してくださいインポーターさん!!(笑)

造り手の個性がはっきり出る【マルサネ・ロゼ】面白いワインです。

皆さんも、フランスの4大ロゼワインの1つでもある【マルサネ・ロゼ】をぜひ一度は飲んでみて下さい。

ロゼのイメージ変わる人多いと思いますよ★

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