チーズが詰まった巾着袋!それがブッラータチーズ。
ブッラータというチーズを食べたことありますか?
ナイフで切ると、トロリと中身が出てくる絶品チーズです。
イタリアンレストランで食べることができるチーズですが、最近では通販でも買えます。
そんな身近なブッラータをぜひ、食べてみましょう。
この記事では、
- ブッラータの作り方や特徴
- ブッラータの味わい
- 合わせて美味しい食材
- 相性抜群のワイン
などを、チーズプロであるチーズプロフェッショナル&ソムリエールYURIが詳しくご紹介していきます。
食べたくなること間違いなしですよ!
\トロトロ濃厚にハマっちゃおう!/
★ も く じ ★
ブッラータとは、どんなチーズ?
ブッラータとは、上の写真のようなチーズの巾着袋に入った美味しいチーズです。
- タイプ:パスタフィラータ(フレッシュ)タイプ
- 乳種:牛乳または、水牛乳
- 大きさ:100g程度、さまざまな大きさがある
- 基本的に、「ブッラータ」と名が付くチーズは世界各国で造られている
では、どんな特徴があるのか詳しく見ていきましょう。
イタリア・プーリア州が発祥の地
ブッラータというチーズは、世界各国で造られ流行っています。
もちろん、日本でも造られていて出来立てを食べるられお店も有名です。
しかし、本場のブッラータ(I.G.P.認定チーズ)である「ブッラータ・ディ・アンドリア」の発祥の地は、イタリア・プーリア州なのです。
本場の元祖ブッラータを食べてみたい方は、「ブッラータ・ディ・アンドリア」を探してみてくださいね。
ブッラータチーズの作り方の特徴
ブッラータの作り方の特徴は、
です。
ナイフで切ると、中からトロリとクリームとチーズが流れ出します。
また、ブッラータという名前は「バターを塗った」という意味がイタリア語であります。
その名の通り、濃厚な旨味が楽しめるチーズですよ。
上手にトロっと、クリームを流れ出すようにするには、チーズを常温に戻すことが重要だよ!
食べる1時間前には、冷蔵庫から出しておきましょう。
似ているモッツアレッラチーズとの、違いは?
ブッラータは、モッツアレッラチーズにとても似ています。
しかし違う点は何なのでしょうか?
比較してみましょう。
モッツアレッラ | ブッラータ | |
原産国 | イタリア・カンパーニャ州、ラツィオ州 | イタリア・プーリア州 |
乳種 | 水牛、牛 | 牛、水牛 |
タイプ | フレッシュ | フレッシュ |
クリーム添加 | なし | あり |
熟成期間 | 1日以上 | 24~48時間 |
上記のように、ほとんど同じですが「クリーム添加をしている」「熟成期間が短い」というのが大きな違いです。
空輸が発展していない時代、ブッラータは現地でしか食べられない希少なものでした。
48時間以内に食べないとダメ、ともいわれていました。
現在では、日本でも作りたてを食べられるお店が出来てきたので、ぜひ、出来立てを食べてみてくださいね。
ブッラータの味わい
- 濃厚だけどあっさり食べられる
- ミルクの旨味が凄い
- 口どけがいいので、残らない
- ミルクの甘味を感じられる
- マイルド系のクセのないチーズ
クセがなく、ミルクの甘味とバターのような濃厚さを楽しめる美味しいフレッシュチーズです。
ほかの食材に合わせやすいのも特徴。
ミルクの甘味が口に広がり、チーズ好きなら誰でも「美味しい!」と唸らせることができますよ。
ホームパーティーやワイン会などで、お客様の前でカットしてみんなを驚かせてみるのもおすすめですよ。
ブッラータチーズは通販でも買える!
最近では、Amazonや楽天、ヤフーショッピングなどでもイタリア直輸入のブッラータを購入することができます。
もちろん、空輸なので出来立てすぐに!というわけにはいきませんが、通販でも本場のブッラータを食べることができますよ。
おすすめのショップはこちら⇩
商品名 | 保存方法 | |
①東京468食材 | ブッラータ ブラータ <イタリア産>【300g】 | 冷蔵 |
②プレミアムブラータチーズ | ブラータチーズ56g×5パック無添加ブッラータブラッティーナ | 冷凍 |
①東京468食材が輸入しているブッラータは、なんとフレッシュ!
冷凍ではないので、旨味がダイレクトに感じることができて美味しいです。
②プレミアムブラータチーズは、小ぶりで食べやすいのがポイント!
冷凍ですが、しっかり解凍して食べればクリームがトロリと出てきて美味しいですよ。
ブッラータと合わせて美味しい食材
ブッラータを、もっと美味しくする食材をご紹介します。
単体でも美味しいですが、食材を合わせた方がもっと美味しくなりますよ。
試してみてくださいね。
ブッラータ×生ハム×オリーブオイル
生ハムとオリーブオイルを合わせると、
- 生ハムの旨味と塩味が、ブッラータのミルキーな甘さをさらに引き出す。
- オリーブオイルのほどよい苦みが、アクセントになる。
上記のようなポイントがあります。
気軽にできて、旨味をさらにアップすることができるおすすめマリアージュですよ。
\生ハムの切りたての風味は絶品だよ!/
ブッラータ×トマト×オリーブオイル
サラダ風にするには、トマトとオリーブオイルがおすすめ。
- トマトの酸味とブッラータのミルキーな味わいがピッタリ!
- オリーブオイルが3つを一つにまとめてくれる。
モッツアレッラチーズで作る、カプレーゼのようなイメージです。
フレッシュバジルを載せても、香りがさらにアップして美味しいですよ。
ブッラータ×ハチミツ
デザート感覚で食べるなら、ハチミツを少しかけてみて!
- ハチミツのやさしい甘みが、ブッラータの濃厚な味わいにベストマッチ
- ミルクの甘味とハチミツのコクが最高
ハチミツの優しい甘さが、ブッラータによく合います。
食後に、ハチミツをかけたブッラータが出てきたら最高。
ホームパーティーのデザートにも、喜ばれること間違いなし。
\華やかなハチミツだとなおさら旨い!/
ブッラータと相性のいいワイン
ブッラータとワインの相性は、抜群です!
チーズ自体があまりクセがないので、赤白泡とどんなワインにも合わせやすいのが特徴。
今回は、ソムリエでもあるYURIがブッラータに合う赤白泡をご紹介していきます。
ブッラータ×シャンパーニュ「ブリュット・プルミエ」
ルイ・ロデレール社が手掛ける「ブリュット・プルミエ」は、【甘さ×爽やかさ×香ばしさ】のバランスがとてもいいです。
また、泡立ちが細かく、クリーミーなのでブッラータの濃厚な味わいに特に合います。
濃厚なチーズだからこそ、シャンパーニュでスッキリと飲むのもいいですね。
ルイ・ロデレール・ブリュット・プルミエをもっと詳しく知りたい方は、⇩こちらをご覧ください。
【Louis Roederer】が手掛けるブリュットプルミエが絶品すぎて、ハマる人続出中!
ブッラータ×白ワイン「ピエトラビアンカ」
トルマレスカが手掛ける「ピエトラビアンカ」は、イタリア・プーリア州で造られるシャルドネ主体の白ワインです。
モモやハーブなどのフルーティーで爽やかな香りと樽の風味がしっかり感じられるので、旨味が詰まった濃厚なブッラータにはピッタリ。
そして、ブッラータの発祥の地であるプーリア州で造られているワインなので、風土に合ったマリアージュを楽しめますよ。
トルマレスカは、赤ワインも造ってます。こちらもブッラータに合いますよ。
気になる方は、⇩こちらの記事もご覧くださいね。
TORMARESCAが手掛けるワイン ネプリカ・プリミティーヴォを愉しむ
ブッラータ×赤ワイン「プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア」
こちらのプリミティーヴォは、イタリア・プーリア州で造られる果実味豊かなでフルボディの赤ワインです。
カシスやブラックチェリーなどの黒い果実味系の風味が楽しめるので、ブッラータのミルキーな味わいをギュッとしめるマリアージュをしてくれます。
また、優しいスパイス感を楽しめるので、ブッラータをより深く味わいうことができますよ。
ブッラータは、一度食べたらやみつきになるチーズ
ブッラータは、
- クリームの濃厚な味わい
- ミルキーな甘さ
- トロリと流れ出る楽しさ
- 口当たりがマイルド
- クセがなくて食べやすい
そんな特徴があります。
一度食べたらやみつきになっちゃう美味しさのブッラータ!
ナイフとフォークで、おしゃれに食べてみてくださいね。
トロトロをしっかり楽しみたい方は、食べるのを焦らずに、食べる1時間前に冷蔵庫から出して常温に戻しておくのがポイントですよ。
ブッラータと食材とワインを楽しくマリアージュさせて、美味しく食べましょう。
フレッシュチーズがお好きな方は、⇩こちらのチーズもおすすめですよ。
フレッシュチーズ【デリス・パパイヤ】が意外に美味しくてビックリした!