「ソムリエの資格を持つと、ワイン好きの人が集まって来る!」
よく先輩に言われていました。今、ソムリエの資格取得前と後で考えると…納得です。
でも、
- ソムリエの資格って取るの難しいんでしょ?
- 勉強嫌いだし、飲むだけで良いかなぁー
そんな方もいると思います。
確かに試験は難しいです…そして、飲むだけ良いです!!もちろん、その意見賛成です。
でも、せっかく飲むなら色々知った上で美味しいワインを飲みたくないですか?
今回はソムリエールYURIが、ソムリエの資格取得を目指したい!
ちょっと興味があるけど…どうしようかな?
と言う方のために私の経験談を元にソムリエになる方法を少しだけ伝授します。
ソムリエは無理だなと言う方も、ソムリエールYURIのオススメワイン資格をご紹介しています!
ぜひ、ご覧下さい。
\問題集は、⇩これおすすめだよ!/
ワインソムリエの資格取得を目指したきっかけは?
「ソムリエ」というワードは、ワイン好きだけではなく、よく聞く耳にするフレーズです。
ワインラヴァーなら、一度は憧れるソムリエという職業。
まずは私が、ソムリエを目指したきっかけと、早くなりたい!と思った話をご紹介します。
ソムリエを目指したきっかけ
私がソムリエを目指したきっかけは、J.S.A.ソムリエ(日本ソムリエ協会)【以下ソムリエ】に憧れたからでした。
元々ワインの会社に入ったのも「ソムリエになりたい!」がきっかけ。
なぜ憧れたかというと、前に誕生日祝いで行ったレストランのソムリエさんが楽しそうにワインを紹介してくれた事がありました。
私の気持ちに立って、どうしたら美味しい!と言ってもらえるか、料理とのバランスなど色々考えながらとても美味しいワインを選んでくれました。
素直にカッコいい、私もこんな風にワインを選んで喜んでもらいたいな、と思いました。
早くソムリエになりたいと思った出来事
私がワインの輸入会社に入社して2年ほどたった時、お客様によく言われていた事がありました。
「ソムリエさんお願いしたいんだけど。」
え?!私じゃダメなの?と思いながら。
ソムリエさんにお願いして私はその場を離れる事が多くありました。
ワイン接客のあるあるだと、思います。
もちろん接客業は、安心や信頼も買わなきゃいけないものなのでしょうがないのですが。
でも、正直悔しかったです。こんな悔しい思いを何度もしていくうちに、早くソムリエになりたい!!もっと、お客様に美味しいワインを紹介したい!!と思うようになりました。
ソムリエになるには?ソムリエ資格取得の方法は?
ソムリエになるには、受験資格条件があります。
数年前から受験資格が少し変わったのですが。
私が当時受けた時の条件は、酒類・飲料を提供する飲食サービスを通算5 年以上経験し、第一次試験日においても従事している方。
でした。
今は通年3年以上に変わり、試験内容も少し変わっているようです。
この5年以上というのがネックで、早くソムリエになりたい!と思っている私には凄く長い時間に感じられました。しかし今となっては、あっという間の5年だった気もします。
ソムリエ試験ってどんな試験なの?
この記事では、私の受験した時の話をします。
試験はとにかく難しいです。
- 辞書みたいに分厚いワインの教本を、全て理解し暗記する!(試験はマークシート式)
- 二次試験対策の為に、テイスティングコメントを書けるようにする!(ブドウ品種を予想して、それに合ったワインの色合い・味わいなどをマークシートで記入していく。国、生産年も記入。)
- ワインの抜栓、デキャンタージュを試験官の前で披露できるようにする!
これを全てクリア出来ると晴れてソムリエになれるのです。
文で書くのは簡単ですが、仕事をしながら教本を読み込み問題を解けるようにするのは本当に大変でした。
そして、暗記が不得意な私にとっては一次試験がとにかく難関でした。
実は一回一次試験で落ちました。あと5点で…
二次試験は、テイスティングとデキャンタージュ披露です。
これは、もう飲んでブドウ品種を自分の舌に覚えさせる事と毎日デキャンタージュの練習するしかありません。
あの日々を振り返ると戻りたくないくらい、大変な受験生活でした。
しかし、もっと大変な試験がありました。それはチーズの資格「チーズプロフェッショナル」です。
チーズの資格も気になる方は、⇩こちらもご覧くださいね。
気になる
「資格Hacks」
URL:https://shikakuhacks.com/
どうやって試験勉強を乗り越えたか -YURI式勉強法-
- 自己流にノートまとめ
- 間違えやすいところは、ポストイットに書き張る
- 高いワインはおあずけ
- 毎日デキャンタージュの練習
- お客様や友達に受験することを広める
上記の5つのポイントを実践していました。
では、詳しく見ていきましょう。
-
自己流にノートまとめ
教本は書いてある文章が難しいです。内容を理解し、自分流にノートにまとめをおすすめします。
ココでポイント!教本は白黒で読みにくいので、
- カラフルなペンを使って重要なのは赤マーカーを引く
- 生産している所の地図で理解するために絵を描く
- 自分がテンションが上がる可愛いノートでまとめ
など工夫していました。
ノートまとめは、最初は気合入って頑張れるんですが、量が多くて途中やる気無くしがちなので、楽しめるように工夫しましょう!
間違えやすいところは、ポストイットに書き張る
過去問や練習問題のよく間違えるところは、家のいたる所にポストイットで暗記する所を書いて貼る!
私の場合は、ベットの前が壁だったので寝る前に復習がてらポストイットを見てから寝てました。
このように、よく見る場所にポストイットをはりましょう。
高いワインはおあずけ
テイスティングに出るワインは、大体1,000円から高くて3,000円台です。
ワイン好きには辛すぎる試練ですが、高いワインは飲まないようにしましょう。
私は、二次試験終わったら飲もうと思って、好きなワインを買い置きしてましたよ。
毎日デキャンタージュの練習
一次試験を突破したら、ワインの抜栓・デキャンタージュの練習は、毎日の日課のようにやりましょう。
方法は、空のボルドー型のボトルと使い終わって抜いたコルクを使い、水を入れてコルクで線をして繰り返しできますよ。
ちなみに、トレーも使うので1人お店屋さんごっこ的な感じで誰もいない家で、しゃべり乍ら練習してましたよ。
お客様や友達に受験することを広める
自分へのプレッシャーをかける為に、出来るだけ知り合い、お客様にソムリエ試験を受験することを伝えましょう。
落ちた時、恥ずかしいと思えるくらい広めましょう。
そして、有言実行させましょう。
このような感じで工夫をして、自分へプレッシャーを与えながら仕事が終わってからなるべく毎日勉強をやってました。
私は、試験対策のワインスクールにもに2週間に1度のペースで通っていました。
受験する方は、自分の勉強法を改めて考え直すのも良い方法だと思いますよ。
ソムリエールYURIがオススメするワイン資格一覧
こうやってソムリエ試験の話をすると、
- そこまでしてワインの勉強したくないな。でも、ワインをもっと知りたいと思う方
- 酒類関係で働いてない方でソムリエみたいにしっかり勉強したい方
- ソムリエ以外の資格にチャレンジしたい方
色々な方がいらっしゃると思います。
そこで、オススメのワインの資格を一部紹介します。
◆J.S.A.ワイン検定(日本ソムリエ協会)
難易度
ワイン好きの方、ワインに興味がある方のためのワインの基礎的な内容の試験です。
ワインライフを楽しみたい方や、ワインに興味がある方のための入門的な位置付けで、20歳以上の方ならどなたでも受検できます。
受験料も高すぎず、試験当日は講座があるので安心して受けやすい資格です。
◆J.S.A.ワインエキスパート(日本ソムリエ協会)
難易度
ワイン検定より本格的な試験です。ソムリエ試験の内容に近いです。
ワインをより深く勉強したい酒類関係で働いていないワイン好きの方、ソムリエ試験を受ける資格がまだ無いワイン好きの方におすすめ試験です。
しかし、勉強はしっかりしないと絶対合格できない資格です。
◆Wine & Spirit Education Trust (WSET)
難易度受験するレベルで異なる ※
WSETとは、ロンドンに本部を置く世界最大のワイン教育機関です。
認定資格は4つに分かれ、初心者からワイン業界のプロフェッショナルまで、幅広く対応できるようレベル分けされ授業が作られています。
内容は授業を受け、試験を受け合格すると資格が取れるというイメージです。基本的に誰でも受けられる試験です。
しかし、受講料が少し高めなので気合を入れて授業と試験に挑まなきゃいけないですね。
◆International A.S.I.Sommelier Diploma(日本ソムリエ協会)
難易度
世界57か国が所属している国際ソムリエ協会(A.S.I.)による、呼称試験です。
簡単に言うと、ソムリエのもっともーーーっと難易度の高い試験です。
受けた事はありませんが、噂によると母国語は使えない試験みたいです。それだけ聞いただけで難しそうですよね。
日本ソムリエ協会のHPには
これから世界を目指される若い人のみならず、すでに国内で経験を積まれておられる方々にもこの資格を取得して頂き、日本のソムリエのレベルの高さを世界にアピールできるよう、ぜひ奮ってお申し込みください。
と書いてありました。世界で活躍したい方におすすめの資格ですね。
ちなみに、私が所持しているJ.S.A.ソムリエ(日本ソムリエ協会)星4.5くらいかなと感じてます。
ワインのソムリエ資格取得を目指そう!
以前の私はワイン好きの飲むリエール(飲む専門の事)でした。
資格の勉強を始めてワインの印象が変わりました。
- ワイン製造の大変さやブドウ品種の違いの面白さ
- 国によって作り方・法律などが違う面白さ
- 料理とのマリアージュ
など、ワインを深く知る事でさらにワインを好きに・ワイン生産者への尊敬が増しました。
そして、何より販売・BARでの接客をしていた私はワインへの自信も付きました。
今、ワインを飲む事が好きで楽しいと思っている方は資格の勉強をする事で新しい扉が1枚、いや2枚くらい開くと思います。
ワインの勉強は、チャレンジする年齢に遅いはないです。
ソムリエ試験は、老若男女問わず受けている資格になります。
少しでも興味がある方は、早めにその新しい扉をあける事をおすすめします。
今まで以上に、もっと楽しいワインライフがおくれる事間違いないですよ。
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