赤ワインの選び方は、ポイントを押さえればおいしいものに出会える!
赤ワインを買うときに、失敗したことありませんか?
例えば、
- レストランで飲む赤ワインはおいしいけど、買うと失敗する
- 高いワインなのに、おいしくなかった
- クセが強くて苦手…
など、赤ワインを好きな方も苦手な方も、失敗してしまうと飲みたくても買うのに躊躇していまいますよね。
しかし、赤ワインはポイントを押さえて買えば、コスパよくおいしいものに巡り会えるのです。
この記事では、
- 赤ワインの選び方
- 赤ワインの選び方のNG方法
- 店員さんへのお店での質問方法
- 赤ワインの値段
- 重い、軽いなど味わいの違い
などを、世界各国の赤ワインを飲んでいるソムリエールYURIが、赤ワインの選び方を徹底アドバイスします!
失敗を少なくし、自分好みの赤ワインを選んでみましょう。
飲みやすいおすすめ赤ワインを知りたい方は、↓こちらの記事をご覧ください。
ソムリエ厳選!家飲みワインおすすめ商品15選&相性抜群チーズ
ワインスクールに通って、ワインを勉強してみたい方は、↓こちらもおすすめ!
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赤ワインを選ぶ時のNG行動
赤ワインを選ぶ時にやりがちな、失敗するNG行動をご紹介します。
- 国だけを限定して選ぶ
- ブドウ品種だけでワインを選ぶ
- 値段の高いワインばかり買う
- 金賞受賞・受賞ワインばかり買う
- 味わい表記だけを見て選ぶ
上記のようなワインの選び方をしていたら、自分好みのおいしいワインには到底出会えません。
では、どうしてNG行動なのか、おいしいワインに出会える解決策を詳しく解説していきますね。
国だけを限定して赤ワインを選ぶ
国だけを限定して選ぶとは、どういう事でしょうか。
例えば、
- フランスワインのコーナーしか見ない
- フランスの赤ワインならどれでもいい
など、フランス、イタリアなど国だけを限定して赤ワインを選んでいることです。
ワインショップで働いてた頃
「フランスの赤ワインを探してるんだけど、どれがおすすめ?」
と質問される事がよくありました。
もちろん、おすすめはたくさんあります。
しかし、南北と広く、たくさんの地方でワイン造りがされ、場所によって味わいが異なります。
したがって、「フランス」と国だけ限定して選ぶと、地方によってワインのタイプや個性も違うので失敗してしまうのです。
国だけで赤ワインを選ぶ場合
ワインショップで買う時は、まず店員さんに聞きましょう。
自分で選ぶより店員さんは飲んでることも多いので、確実です。
でも、店員さんへの質問方法を少し工夫しましょう。
ここでポイントなのは、味わいです。
例えば、
- フランス・ボルドー地方の赤ワインなら⇒比較的に渋味がある
- フランス・ブルゴーニュ地方の赤ワインだと⇒比較的にさっぱり・やや酸味がある
など、各国や地方でワインの特徴があります。
店員さんは、国だけでなく味わいを伝えられると、それに近いワインをたくさん教えてくれますよ。
どうしても、国や地方(生産地)にこだわるようでしたらまずは、自分が好きな味わいを探してみましょう。
渋めが好き、フルーティーな果実の甘みがある方が好き、ちょっとクセがある方が好きなど表現はいろいろあります。
また逆に、苦手なもの(渋いのは苦手、甘みを感じるのはちょっと嫌いなど)を店員さんへ伝えて、それ以外の新しいワインに出会うのも楽しいですよ。
赤ワインの味わい表現方法
味わいの表現は、ソムリエでも苦労しますし、本当に難しいことなんです。
でも、ソムリエのように表現する必要はないんです。
簡単に考えてください。
自分が飲んでおいしかったワインを、自分流に表現すればいいんです。
店員さんにワインを選んでもらう時は、
- 果実の甘味、フルーティーな甘み(香り)
- 酸味
- 濃厚、どっしり系
- 渋い、苦み
- クセあり・スパイシー系
- まろやかで飲みやすい赤ワイン
このように、どんな味わいが好きで苦手なのかを伝えるのがいいですよ。
上記の6個の【自分の好き苦手】を知ってからワインを選ぶと、おいしい赤ワインに出会える確率がグンっと上がります。
自分の好みや苦手なものが分かったら、次はワイン屋さんでワインを探してみましょう。
※くれぐれも慣れるまでは自分で選ばず、店員さんに聞きましょう。その方が自分で選べるようになる近道です。
味わいから、なにが分かるかのか
店員さんへ質問する方法を、味わいを入れて聞いてみましょう。
例えば、
- 渋味のある
- 渋味が少しあるフルーティーでまろやかな
- さっぱりした飲みやすい
- 濃いめでスパイシーな
フランスの赤ワインを探してます。オススメありますか?
1〜4は、味わいの表現をシンプルにまとめたものです。
自分が飲みたいワイン、好みのワインを選んで質問してみて下さい。
では、上記の1〜4で何が違うかというと、ブドウ品種の特徴です。
上記の質問だけで、
- フランス産のカベルネ・ソーヴィニョン多め
- フランス産のメルロ多め
- フランス産のピノ・ノワール
- フランス産のシラー多め
きっと店員さんは、こんな感じのワインを選んでくれると思います。
しかし、上記のパターンはフランスバージョンです。
ブドウ品種は、国・地方によって味わいが違うので注意しましょう。
ほかの国の場合だと、
- フルーティーでさっぱりめなイタリア赤ワインを探してます
- どっしり濃厚なアメリカの赤ワイン探してます
- 渋味の少ないフルーティーなスペインの赤ワイン探してます
など、こんな感じでさまざまな国や地方限定で質問すると、色々なブドウ品種にも出会えておいしい赤ワインを探せますよ。
そして、「好きなブドウ品種はこれ!」なんて会話も出来てしまうかもしれません。
味わいの好みは変化する!
- 果実の甘味、フルーティーな甘み(香り)
- 酸味
- 濃厚、どっしり系
- 渋い、苦み
- クセあり・スパイシー系
- まろやかで飲みやすい赤ワイン
先程ご紹介した6個の好き苦手は、変化します。
「人間は年を取ると好みが変わる」ってよく言いますが、その通り。
私も季節ごとや、疲れ度合いによってワインの好みが変わります。
例えば私は、
- 暑い夏は、さっぱり系の赤ワイン
- 寒い冬は、濃厚でスパイシーなワイン
- 疲れていると、フルーティーで果実味があるワイン
- 仕事が一段落ついたときは、ゆっくり飲める濃厚で深みのあるワイン
などが飲みたくなります。
上記6個の味わい表現は、常に頭の中に入っているとワインを選びやすくなりますよ。
ブドウ品種だけで赤ワインを選ぶ
ブドウ品種だけで選ぶというのは、例えば、
- カベルネ・ソーヴィニヨンが好きだから、産地とわずカベルネ・ソーヴィニヨンしか買わない
- カベルネ・ソーヴィニヨンしか知らないからとりあえず買う
みたいなことです。
もちろん、自分が好きなブドウ品種を見付けるのはワインの世界が広がるのでおすすめです!
しかし、ブドウ品種だけで購入すると、渋味が強すぎた、果実味が強すぎた、酸味が強すぎた…などイメージしていた赤ワインの味わいと違うものを選んでしまう可能性があるので注意が必要です。
より自分が飲みたい味わいを選ぶなら、ブドウ品種だけなくプラスαポイントを押さえれば失敗が少なくなりますよ。
では、詳しく解説していきますね。
ブドウ品種から赤ワインを選ぶ場合
ブドウ品種から赤ワインを選ぶ場合は、
で選んでみて下さい。
この考えは、間違いではありません。
産地が違っても、同じブドウ品種だから特徴は一緒ですからね。
しかし、ワインは気候や風土でブドウの育ち方・味わいが凄く変わります。
例えばカベルネ・ソーヴィニヨンでも、
- チリ産は、果実味が強い
- フランス・ボルドー産は、渋味も強く長期熟成型
など、特徴と味わいが大きく異なります。
店員さんに質問する場合は、
- 「○○(国または地方)のワインが飲みたいのですが、□□□(ブドウ品種)の赤ワインが好きです。どれがおすすめですか?」
- 「○○(国または地方)の□□□(ブドウ品種)の赤ワインが飲みたいんだけど。どれがおすすめですか?」
上記のような感じで、質問するといいですよ。
ブドウ品種だけではなく、国や地方も一緒に考えながら赤ワインを選んでみましょう。
同じブドウ品種で国の飲み比べしてみよう!
生産国によって、ブドウ品種の味わいが少しずつ違うことを飲み比べで実践してみましょう。
例えば、
- フランス・ボルドー地方のカベルネ・ソーヴィニヨン主体の赤ワイン
- チリのカベルネ・ソーヴィニヨン主体の赤ワイン
を飲み比べてみて下さい。
飲み比べた事がある方は、「本当に同じブドウ品種なの?」と驚いたと思います。
- フランス・ボルドー地方のカベルネ・ソーヴィニョン主体の赤ワインは、渋み・深みがあり、複雑な味わいで濃厚。時間が経つにつれて果実味感が広がる系。
- チリのカベルネ・ソーヴィニョン主体の赤ワインは、飲んだ瞬間果実の甘味で口いっぱいになり飲みごたえはとっても濃厚どっしり系。
例えばの表現ですが、こんな感じです。
やったことがない方は、ホームパーティやワイン会などを開催するときに飲み比べチャレンジをしてみると面白いですよ。
↓チリ産の果実味豊かで濃厚なおすすめ赤ワイン
↓フランス産のどっしり濃厚なおすすめ赤ワイン
値段の高いワインばかり買う
「高けりゃいいってもんじゃない!」って言葉ありますよね。
実は、ワインも同じです。
ワイン初心者ほど『高けりゃ美味しいワインに出会える!』と思っている方が多い傾向があります。
また、高級ワイン=美味しいワインと思っている方も。
昔、私もそうでした。
高級なワインは、もちろんおいしいです。
しかし、ワインを全く飲んだことのない人が5千円以上のワインを飲んでも「おいしい!運命の赤ワインに出会えた!」っと感動できることは、少ないと思います。
なぜかというと、
- 自分好みを無視して、値段だけで選んでいる
- 飲み方を間違えている
- 熟成させるワインだった
など、理由は色々あります。
「高いお金を出す=おいしい赤ワインを買える」残念ながらこれがイコールじゃないんですね。
では、高級ワインでもおいしく飲める赤ワインは、どうしたら選べるか説明していきます。
値段が高いワインを選ぶ場合
国だけで選ぶ場合、ブドウ品種だけで選ぶ場合でもお伝えしましたが、「選んだ高い赤ワインは、自分好みのものなのか?」という事です。
- 好きなor飲みたい味わいなのか?
- 飲みたい飲みごたえなのか?(濃い、さっぱりなど)
- 国・産地は自分好み(飲みたい感じ)に選んでいるか?
まずは、必ず上記の項目を確かめてみましょう。
そんな方は、次を読んでみてください。
高いワインをおいしく飲む方法
「高級ワインは、すぐ飲んではいけない!」ということは、ありません。
5千円のワインを、何年もワインセラーで熟成さておいしくなるというわけでもないです。
しかし、ワインはビールのように買ってきてすぐ飲んでおいしいという訳にもいきません。
これがワインの難しい所。
飲むタイミングを間違えたり、飲み方を間違えてしまうと、せっかくのおいしいワインが全然おいしくなくなってしまうのです。
ワインにもよりますが、5千円以上のワインはすぐ飲みワインというよりは、数年熟成して飲んでもらうことを見込んで造っている造り手も多いです。
これがいわゆる【飲み頃】というものです。
飲み頃を間違えると、渋味や酸味が強かったり、香りが開かなかったりします。
いえいえ、そんな事はありません。
高級ワインや希少なワインは、飲み方を変えればおいしく飲めることがあります。
高級赤ワインと熟成向きの赤ワイン(5千円前後~1万5千円前後くらい)を、早く飲む飲み方をご紹介しますね。
それは、
と言ってもタイムマシーンはないので、ワインを空気に触れさせて酸化させる方法です。
熟成するために、冬眠して寝ていたいワインを無理矢理たたき起こすイメージです。
ここで登場するのが、上の写真にも写っているデキャンタです。
これにワインを注いで、ぐるぐると回し空気にワインを触れさせて酸化させます。
ワインを開かせるとも言います。
酸化っと言うと悪いイメージですが、『ワインの熟成=自然な酸化』なので悪いのではなく、よい酸化です。
高級ワインを飲むけど、デキャンタがない場合
という方も多いです。
ワイン好きの方でも、デキャンタがある家は本当に少ないと思います。
ここで、デキャンタが家にない方バージョンをご紹介します。
出来るだけ大きめのワイングラスを2脚用意して、グラスにワインを交互に入れ替える。
1回でも十分変わります。
やりすぎると酸化しすぎて、酸味が強くなるので注意して下さい。
また、こぼす危険性もあるので、汚れても大丈夫な場所でやりましょう!
逆算して飲む2、3時間前にはコルクを開け、空気をワインが取り込めるようにする(コルクは抜いたまま)。
ホームパーティーやワイン会など、飲む時間が決まっている場合はやりやすい方法です。
コルクを開けたら、必ず少しテイスティングしてみましょう。
もし開けてすぐおいしいなと感じたら、コルク栓をして飲む時間まで置いておきましょう。
特に何もしないで、グラスを回しながら時間を使って酸化させる。
ゆっくり飲んでいれば、時間が経つにつれよい酸化をしてくれます。
飲んでいて突然『今このタイミング、このワインめちゃくちゃ美味しい!』という時間が訪れます。
シチュエーションに応じて、デキャンタがなくてもワインを開かせる方法はあります。
試してみてくださいね。
上記は、ヴィンテージが若くてまだ飲み頃じゃないワインを飲むときの方法です。
1万5千円程度を超えてくるワインは、ワインセラーで寝かせてゆっくり熟成させた方がおいしく飲めると思いますよ。
なぜ高いワインと安いワインがあるのか?
なぜワインは、安いと千円以下~高いと100万円以上とこんなにも値段の幅があるのでしょうか?
高いワインの理由は、簡単に言ってしまえば、
- 生産量の違い
- 造り手さんの知名度・有名度・人気度
- ワインの作り方の難易度と畑の場所
この3つがあげられます。
これは大量生産か少量生産かって事です。
例をあげると⇓
- Aワイナリーは100本のブドウの樹を育てて、ワインを年間10本造って売っていた。
- Bワイナリーは100本のブドウの樹を育てて、ワインを年間80本造って売っていました。
当たり前ですが、AとBだとAのワインの方が値段は高いです。
100本の樹で80本作れるはずなのになぜこんなに差が出すのでしょうか?
これには様々な理由があります。
例えば、
- 厳選した状態の良いブドウしか使わない
- 全て手作業
- 栄養がいくよう、1本の樹に対して2、3房だけしか栽培しない
- 有機栽培
他にも理由は色々ありますが、上記を見ただけでも高級なワインが出来そうな予感がしますよね。
これは、文字通り有名なワインだから高いってことです。
どう頑張っても100本しか造れない有名ワインを、全世界のワインラバーが欲しがったら値段上がりますよね。
例えば、ロマネ・コンティとかシャトー・ムートンなど言い出したらキリないです。
でも、まだそこまで世界中の人がワインを飲んでいなかった時は、日本でも凄く安く買えたらしいです。
シャトー・ムートンは、1万円台で買えたらしいですよ。
\今は気軽に買えない、ムートン/
シャトー・ムートン・ロートシルトについて気になる方は、↓こちらの記事をご覧ください。
ボルドー最高峰『5大シャトー』とは?セカンドラベルやサードもソムリエがご紹介!
また最近だと、パーカーポイントやワイン雑誌で良い点が付いただけで一気に値段が上がってしまうことも多いです。
※パーカーポイントとは…ロバート・パーカーさんというアメリカ人のおじさんがいます。ワイン界ではめちゃくちゃ有名なワイン評論家さんです。その人が付けるポイントの事です。100満点で毎回発表しています。
これは、さっき①生産量の違いでも話したことが関係してます。
ブドウの育て方・ワインの造り方はもちろんですが、ワインを造る畑や場所の格付けや級などによっても値段は変わります。
フランス、イタリア、スペイン、アメリカ辺りは、特に場所によって値段が変わる傾向があります。
また、有名な造り手の有名ではない畑や場所のワインは、お手頃価格で買えることもあるんですよ。
しかも、早く飲んでも美味しかったりもしてお得感感じられます。
格付け1級のワイナリーのセカントやサードワインなんて、とってもおすすめです!
気になる方は、↓こちらをご覧ください。
5大シャトーのセカンドラベルは、安くて早飲みできて絶品!レアなサードワインや白ワインもご紹介
金賞受賞・受賞ワインばかり買う
スーパーやワイン専門店で、
- 金賞受賞ワイン獲得
- ○○賞受賞ワイン
など書いてあるワインを見かけることありますよね。
もちろん、そのワインはちゃんと受賞したワインです。
しかし、よく見ると小さい村のコンテストだったとか、参加したら100%受賞するコンテストだったなんてこともあります。
これは、ワインあるあるなんですが、このようなトラップは結構多いです。
金賞受賞・○○賞受賞は事実ですが、だから絶対おいしいという訳ではないので惑わされないで下さいね。
せっかく金賞受賞ワイン買ったのに全然おいしくなかったという方は、基本に戻って『その赤ワインが自分の好みの味わいなのか』を確かめてみて下さい。
\自分の好みを確認して買おう!/
味わい表記だけを見て選ぶ
最近は、プライスカードやボトルの裏側に【フルボディ、ミディアムボディ、ライトボディ】と味わい表記が書いてある場合があります。
もちろん、そのワインを飲んだ事がある人が『これは、フルボディだ!』とか『このワインは、ミディアムボディだ!』とか決めてるはず。
でも、ワインを買った側は、イメージしていたのと違うな?って思うこと多いです。
そんなことありませんか?
親切で書いてある表記ですが、これだけを見て買うと失敗してしまうこともあるんです。
では、味わい表記を見ながらも失敗しない選び方はどうしたらいいのでしょうか?ご紹介していきます。
味わいから赤ワインを選ぶ場合
まずフルボディ・ミディアムボディ・ライトボディとは、
上記のようなイメージです。
そもそも、どうやってこの味わいを決めてるのかというと、国・地方+ブドウ品種から導き出していることが一般的です。
という事は、味わいの表記を見るよりもブドウ品種と生産地をワインのラベルから味わいを読み取れればいいということになります。
そうですよね。
これは私の独断で選びますがブドウ品種だけで当てはめると、
こんな感じに分けられます。
ほかにもブドウ品種はたくさんありますが、有名な5種類を分けてみました。
しかし、ここで注意点!
ブドウ品種だけで選ぶと、飲みたい赤ワインに出会えないんでしたよね。
※詳しくはブドウ品種だけで赤ワインを選ぶを読んでね。
しかし、味わい表示だけで選ぶのは難しいので、慣れるまでは店員さんにアドバイスをしてもらうのがおすすめ。
飲んでいるうちに、どんなブドウ品種が好きか、どんな国のワインが好きかなど、選べるポイントが分かってくるはずですよ。
ブドウ品種+味わい+国・地方+値段は?
自分の好みが分かったら、ブドウ品種+味わい+国・地方+値段を全て組み合わせ選んでみましょう。
すると、これこれ!と思えるワインに出会えるはずです。
例えば、
ポイントは【濃厚どっしり】【渋味】【カベルネ・ソーヴィ二ヨン】に分けて考えます。
- 【濃厚どっしり】=フルボディ=《味わい》
- 【渋味】=フランスやイタリアなどの気候のワインで3千円以上or大量生産ではなく熟成向きに造られているワイン(どの国でもいいが高級ワイン)=《国・地方&値段》
- 【カベルネ・ソーヴィ二ヨン】=《ブドウ品種》
上記のように考えてみましょう。
ボトルの裏にフルボディ・ミディアムボディ・ライトボディ味わい表記が書いてある場合は、さらに
- 何のブドウで造られたワインか?
- 生産地はどこか?
- 値段はいくらか?
上記の3つを組み合わせて、自分のあった味わいなのかを想像して選んでみてください。
【ブドウ品種+味わい+国・地方+値段】の組み合わせで赤ワインを選べるようになれば、もうワイン上級者です!
分からないときは、ワイン専門店でたくさん質問して選んで自分好みの味わいを学んでみましょう。
赤ワインの選び方を、味わいの重さや値段だけじゃなく選ぼう!
赤ワインを自分で選ぶのは、とてもむずかしいです。
失敗してしまうことが多い方はまずは、自分の好みを知ることから始めてみましょう。
例えば、
- おいしかったワインのボトルを写真撮っておく
- どんなところで飲んだワインだったか
- 前好きだったワインと同じところはあるか(国、ブドウ品種など)
など、自分がどんなワインが好きなのか、どうして好きなのかが分かると選びやすくなりますよ。
そして、自分で選ぶときは
- 産地(国・地方)
- ブドウ品種
- 値段
が自分に合っているか、自分のイメージに近いワインか?など、考えながら探してみましょう。
また、失敗を恐れず色々チャレンジしてみるのも新しい発見に出会えて面白いですよ。
ワイン選びも『挑戦と経験と自分を知る事』が大切かなと思います。
楽しくワインを飲めるように、さまざまなワインを選んで飲んでみてくださいね。
家飲みワインを選ぶ時のポイントをご紹介中。
選び方からブドウ品種の特徴なども説明してますので、↓ぜひご覧ください。