チーズはダイエット中でも食べられる!
ダイエット中は、カロリーが高いものを食べないよに気をつけますよね。
ワイン好きの方や、チーズ好きな方は、ダイエット中はチーズを制限しなきゃと思いがちです。
でも、実はダイエット中でも食べられるおいしいおすすめチーズがあるんです!
とは言っても、
- チーズって少量でも太りやすそう
- カロリー高いでしょ
- どんなチーズならいいの?
などの、心配や不安もあると思います。
この記事では、
- ダイエット中にチーズは太らないのか?
- ダイエット中のチーズの食べ方・選び方
- プロがおすすめのダイエット中におすすめチーズ
などを、チーズプロフェッショナル(チーズの資格)を持つYURIが詳しくご紹介していきます。
先におすすめのチーズを知りたい場合は、
からチェックしてみてくださいね。
★ も く じ ★
ダイエット中でもチーズを食べても大丈夫?太らない?
チーズは、食べると太るというイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。
実はすべてのチーズが高カロリーで、太りやすというわけではありません。
ポイントは、食べ方と食べるチーズの選び方です!
また、チーズは栄養素の高い食品ともいいます。
チーズはさまざまなタイプがありますが、とくに「たんぱく質」、「カルシウム」、「ビタミンA」などが、多く含まれている商品が多いのが特徴的。
脂質はもちろんありますが、チーズに多く含まれているカルシウムやビタミンB2などが、脂質の代謝をよくする作用があり、すべてのカロリーが体内に蓄積されるとは考えにくいです。
むしろ、栄養素の高いチーズは、量と種類を考えて食べることで、ダイエットに向いている食品かもしれませんね。
ダイエット中に食べるチーズの選び方・食べ方
ダイエット中だと、どんな食事もカロリーが気になり、食べたくなくても罪悪感を感じない食べ物ばかりを選んでしまいがちです。
しかし、大好きな食べ物を制限してストレスを貯め、体調を壊したら元も子もありません。
チーズは、選び方と食べ方を気をつけることで、ダイエット中でもおいしく食べることができますよ。
以下では、太りにくいチーズを選ぶ方法や食べ方をご紹介しますね。
食品表示に「クリーム」記載のものに気をつけよう
食品表示をご覧になったことありますか?
チーズだと、商品の裏や箱に張ってあると思います。
食品表示には、食品の中に入っている「原材料名」が記載されている項目があるんです。
ナチュラルチーズは基本的に、生乳、食塩やナチュラルチーズ(生乳、食塩)などと表示されています。
ほかには、色をつけるために入っているものや、保存性を高めるために入っているものなども表示されていますよ。
原材料名で、とくに注意が必要なものは、「クリーム」「生クリーム」と表示がされている場合。
クリーム添加されているものは、コクがあり、風味も豊かでとてもおいしいですが、カロリーは高いと思っていただいていいです。
また、原材料名は量が多い順に記載されています。
したがって、クリームが最初の方に記載されればされるほど、クリーム添加の量が多く濃厚で高カロリーなチーズということになりますね。
カロリーの低めなチーズを食べたい場合は、原材料名の中に「クリーム」と記載のあるものは避けることをおすすめします。
原料乳が牛乳ではない場合は、生乳ではなく山羊乳の場合「生山羊乳」、羊乳の場合「生めん羊乳」と記載がありますので、探して見てみてください。
塩分量が高いものは控える
塩分の高いチーズの代表格といえば、「ブルーチーズ」です。
ブルーチーズは、塩分濃度が高く、ソフトタイプなので、フレッシュタイプよりは脂質も上がります。
また、ブルーチーズを食べるとき、クラッカーやパンなどに付けて食べることが多いのではないのでしょう。
塩分が強いチーズは、単体で食べるよりも何かと一緒に食べる、またはアルコール類などを飲むということが多いため、その分カロリーを摂取しがちなのです。
したがって、塩分が高いチーズはカロリーが高いので食べないほうがいいというのではなく、ほかのものも一緒に食べたくなってしまうので控えた方がいいということ。
また、食べすぎてると塩分を摂取し過ぎでむくんでしまうこともあるので、食べる量も気をつけましょう。
ダイエット中に、どうしても食べたいときは少量にして、ほかのものを食べないようにすれば罪悪感なく、おいしくストレスなく食べられますよ。
食べる量を気をつける
ダイエット中は、チーズの食べる量が大きなポイントとなります。
とくに、セミハードタイプやハードタイプは、水分量が少ない分、少量でも脂質を多く含んでしまうチーズも多くあるので食べる際は、少量にしておいたほうが安心です。
水分量が多いフレッシュタイプは、いくら食べても大丈夫ということでなく、一人で丸々一個を一日で食べてしまうのはやめておきましょう。
とにかく、食べ過ぎはだめということ。
チーズのタイプ | 食べる量の目安 |
フレッシュタイプ | 80g程度 |
ソフトタイプ | 30g程度 |
セミハード、ハードタイプ | 15g程度 |
上記の表を目安にしてみてください。
ソフトタイプは、6pチーズ2つ分くらいのイメージ、セミハードやハードタイプは、1cm✕3cmくらいのサイズのイメージです。
しかし、そんなに少ない量を売っていませんよね。
でも、チーズは、保存が効く食品です。
開封後は、なるべく早く食べた方がいいですが、保存方法をしっかりしていれば、最後までおいしく食べられます。
また、少し食べたいけど、保存がめんどくさい方は、個包装になっている商品を購入するのがおすすめ。
プロセスチーズは、小分けになっていることが多いので購入しやすいですよ。
おすすめを知りたい方は、↓こちらの記事もご覧下さいね。
ナチュラルチーズとプロセスチーズは、何が違うの?チーズプロおすすめ厳選10選もご紹介
プロが厳選!ダイエット中におすすめなチーズ5選
ナチュラルチーズは、全体の水分が多い方が脂肪の比率がが低くくなります。
水分 | 脂質 | たんぱく質 | |
フレッシュタイプ | 75% | 12% | 13% |
ソフトタイプ | 50% | 25% | 25% |
セミハードタイプ | 40% | 30% | 30% |
※「チーズの教本」参照
上記の表は、基本的なおおよその割合を表しています。
クリーム添加のものや、塩分が強いものなど、それぞれのチーズで割合は変わってきますので、参考程度にしてください。
表を見る限り、水分の多いチーズの方が脂質が低くダイエット中に食べるチーズには向いていることが分かります。
しかし、ソフトタイプやセミハードタイプなども食べる量を間違えなければ、良質なたんぱく質と脂質を摂取することができるのでおすすめです。
以下では、とくにダイエット中におすすめなフレッシュタイプとハードチタイプをご紹介しています。
ぜひ、試してみてくださいね。
カッテージチーズ
カッテージチーズは、ミルクとお酢があれば、自分で家でも作れるチーズです。
ポソポソとした食感と、ミルキーな風味でさっぱりとしたおいしいチーズですよ。
さっぱりとしたチーズですが、食べすぎには注意しましょう!
サラダや、パンケーキなどに加えてもおいしく食べられますよ。
カッテージチーズチーズを自分で作ってみたい方は、↓こちらの記事もご覧下さい。
\↓シンプルでおいしくておすすめ/
フロマージュ・ブラン
熟成しないフレッシュチーズ。
水切りヨーグルトとのようなやわらかさで、口あたりなめらかで、食べやすいチーズです。
脂肪分が40%、20%、0%など、さまざまなタイプがあるので、カロリーを抑えたい方はより脂肪分が少なめなタイプを選んでみるといいですよ。
フランスでは、フロマージュ・ブランにジャムやフルーツなどを入れて食べることが多いです。
フロマージュ・ブランは鮮度が命なので、最近では、日本のチーズ工房でもフロマージュ・ブランと同じ作り方で作っているチーズもありますよ。
\とろりなめらかでおいしいよ!/
モッツアレラチーズ
モッツアレラチーズは、ピザやパスタ、サラダなどで食べられることが多いですね。
ピザやパスタなどに入れるてしまうと、カロリーが高くなってしまいます。
しかし、オリーブオイルやバルサミコ酢、塩コショウなどのみで、カプレーゼのように食べるとカロリーを抑えられますよ。
食べ過ぎはよくないですが、2、3切れ程度なら野菜と一緒に食べれば、ダイエット中でも問題ないでしょう。
でも、注意点が!
ブッラータというモッツアレラチーズにクリームが入ったおいしいチーズがあります。
こちらは、クリームを添加してることで、カロリーも上がりますので、ダイエット中は避けたほうがおすすめです。
ブッラータが気になる方は、↓こちらの記事もご覧下さい。
ペコリーノ・ロマーノ
ペコリーノ・ロマーノは、イタリア産の羊乳製のハードタイプのチーズ。
特徴としては、羊乳独特な甘味とコクが楽しめる風味と、塩分が強いところです。
しかし、塩味が強いので、たくさん食べるとむくむので注意が必要。
また、ハードタイプなので少量でも旨味がしっかり味わえるので、上記の写真のように薄くスライスして2、3枚程度を一回に食べるのがおすすめですよ。
ペコリーノ・ロマーノについて詳しく知りたい方は、↓こちらをご覧ください。
【ペコリーノ・ロマーノ】2000年以上の歴史を持つチーズの食べ方や特徴
\スライスして食べてみよう!/
パルミジャーノ・レッジャーノ
パルミジャーノ・レッジャーノは、イタリア産のハードタイプのチーズ。
パスタやピザにスライスしてかけてたりして食べますよね。
パルミジャーノ・レッジャーノの原料乳は、脱脂乳とミルクを使用しています。
したがって、ハードタイプですが固形分中乳脂肪は、最低32%とほかのハードタイプと比べると少ないです。
しかし、量を多く食べてしまうと脂質も上がります。
パルミジャーノ・レッジャーノを上記の写真のようにかち割って、ひと欠片程度なら、カロリーを気にしなくても大丈夫ですよ。
こちらのチーズも、旨味とコクがしっかりあるので、少量でもおいしく味わえます。
パルミジャーノ・レッジャーノについて詳しく知りたい方は、↓こちらの記事もご覧下さい。
\ひと噛じりで旨味いっぱい!/
チーズは、栄養バランス抜群の健康食品
チーズは、良質なたんぱく質やカルシウムが豊富に入っています。
また、ビタミンやミネラル、炭水化物、脂質などもバランスよく含まれているので、とても健康にいい食品なのです。
それらのチーズに含まれる成分によって、さまざまな体調を整え、健康維持のための役割をしていることがわかっています。
たとえば、
- 骨粗鬆症予防
- 虫歯予防
- 認知症予防
- 高血圧予防
- 血糖値上昇を抑制
などがあげられます。
日常的にチーズを食べることで、健康維持のためにもいいということですね。
しかし、過剰摂取はカロリー過多、塩分過多などになりますので、注意しましょう。
選び方を間違えなきゃ、ダイエットにチーズはおすすめ!
チーズは、とても良質な栄養素を持つおいしい食材ということが分かったと思います。
しかし、ダイエット中の場合は、
- クリーム添加のものは避ける
- 適量を食べる
- 塩分の高いものは控える
などのポイントに注意しながら、おいしく食べましょう。
ダイエット中には、食べられる食材が制限されますが、食べたいものを我慢しすぎるとストレスにもなります。
チーズは、上記のポイントを守りながらでしたら、ダイエット中に食べても大丈夫です。
健康維持のためにも、チーズをバランスよく食事に取り入れましょう。
国産チーズの工房は、フレッシュタイプも多く生産しているところが多いです。
気になる方は、生産者を知って、調べてみましょう!気になる方は、↓こちらの記事もご覧下さい。