ブルースティルトンチーズは、世界三大ブルーチーズの一つに選ばれている!
知ってましたか?
世界三大ブルーチーズとは、
- ロックフォール(フランス産)
- ゴルゴンゾーラ(イタリア産)
- ブルースティルトンチーズ(イギリス産)
上記、3種類の事を言います。
ロックフォールとゴルゴンゾーラは、聞いた事ある方も多いと思います。
しかし、ブルースティルトンチーズは他2つと比べると知らない方が多い印象です。
ここでは、
- スティルトンチーズはどこの国で造っているの?
- どんなチーズなの?
- どんな味わいなの?
- 合わせて美味しい食材は?
などを、チーズプロフェッショナルYURIが詳しくご紹介していきます。
スティルトンチーズを知って、世界三大ブルーチーズを食べてみよう!
★ も く じ ★
スティルトンチーズの特徴
上の画像が、ブルースティルトンチーズの塊です。
実際は、円柱形で直径20㎝、高さ25~30㎝もあるチーズなのです。
さて、ティルトンチーズはどんなチーズなのでしょうか?見ていきましょう。
スティルトンチーズは、どこの国で造られるの?
スティルトンチーズは、イギリスの伝統的なチーズです。
イギリス産のチーズは、
- スティルトンチーズ
- ウエスト・カントンリー・ファームハウス・チェダー・チーズ
上記の2種類が、イギリス2大チーズとして有名です。
また、今注目度が高まっているイギリス産チーズは「シュロップシャー・ブルー」というブルーチーズです。
オレンジ色のチーズに、青カビが広がっているオレンジと青のコントラストが不思議なブルーチーズです。
味わいは、ブルースティルトンチーズよりややマイルドな口当たりです。
「シュロップシャー・ブルー」は、食べやすいチーズなので青カビ初心者にもおすすめですよ。
\チーズの盛り合わせに、入れると色合いが華やかになるよ!/
青カビが静脈状に細かく広がっている
ブルースティルトンチーズは、青カビが静脈状に細かく広がるのが特徴的なブルーチーズです。
静脈状に広がる事で、青カビが固まらず、チーズ全体にまんべんなくいきます。
チーズ全体にきれいに青カビが広がる事で、どこを食べても青カビに当たるので、カットしやすいです。
青カビが均等に広がっているので、青カビ好きには嬉しいブルーチーズです!
スティルトンチーズには、ホワイトもあった!
スティルトンチーズには、ホワイトとブルーの2タイプがあります。
ブルーは青カビタイプですが、ホワイトはフレッシュタイプのチーズです。
ホワイトスティルトンチーズには、青カビは使用されず、ドライクランベリーやレモン、アプリコット、マンゴー&ジンジャーなどドライフルーツが混ぜられたデザートタイプが多く生産されています。
\私のおすすめは、アプリコット入りだよ!/
スティルトンチーズの味わいと食べ方
ここでは、ブルースティルトンチーズの味わいと美味しく食べる為のカット方法をご紹介します。
ブルースティルトンチーズの味わいは?
- ピリッとした優しい青カビが美味しい
- バターのような濃厚感がある
- リッチで余韻が長い
- 青カビの味わいが凄く強いわけではない
ひと言で言うと、まろやかで濃厚なミルクの味わいの中に、ほどよい塩味と青カビがピリッと感じるブルーチーズです。ロックフォールやゴルゴンゾーラと比べると、ブルースティルトンチーズは、まろやかでクセが強くないので食べやすいです。
色々な人が来るイベントやパーティーなどで出すブルーチーズには、世界三大ブルーチーズの中で一番万人受けしますよ。
ブルースティルトンチーズの切り方、カットの方法
ブルーチーズは基本的に崩れやすいです。
カットする時の注意点は
- 青カビを均等に切る
- 崩れないように気を付ける
上記の2つが大切です。
「青カビを均等に切る」に関しては、ブルースティルトンチーズは比較的まんべんなく青カビが広がっているので気にしなくても大丈夫です。
しかし、とても崩れやすいです。
そこで登場するのは、チーズ用のナイフです。
おすすめの2種類をご紹介します。
ブルーチーズ好きの方は、ワイヤーで力がかからなく切れる【ハンドリナー、チーズハープ】がおすすめです。
⇩こちらが「ハンドリナー」
ブルーチーズは時々食べるくらいの方は、刃先が鋭く切れやすく他のチーズにも使いやすい【クロタンナイフ】がおすすめです。
⇩こちらが「クロタンナイフ」
ブルーチーズを切る時は、どちらか一本持っていると便利ですよ!
どちらのナイフも切りやすく、崩れにくいので大活躍まちがいなしです。
スティルトンチーズと合わせて美味しい食材とワイン
せっかくブルースティルトンチーズを食べるなら、何か食材やワインも合わせたいですよね!
おすすめの食材とワインをご紹介します。
- ハチミツ
- パン【カンパーニュ】
- パン【ドライフルーツやレーズン入り】
- イチジク
- ナッツ、クルミ
ハチミツとブルーチーズの組み合わせは、もう定番になってきてますね。
スティルトンチーズ含め、ブルーチーズは塩分が強いのでパンとの相性が良いです。
味わい深いカンパーニュや甘味を感じるドライフルーツ入りのパンが、さらにスティルトンチーズを美味しくしてくれます。
イチジクは口をさっぱりしてくれますし、ナッツやクルミをプラスするとコクが増します。
ぜひお試し下さい。
✔ポートワイン
ワインは、ポートワインがおすすめです。
スティルトンチーズとポートワインの相性は抜群です。
実は、スティルトンチーズにポートワインを入れて食べるという食べ方もあるんです。
食べ方は、大きなスティルトンチーズの中央にポートワインを注いで食べます。
それに現地では、【スティルトンチーズにポートワインをしみこませたチーズ】も売っているそうです!可愛いポットに入って売っているんです。
食べてみたいですよね。
この様に、イギリスでは【ブルースティルトンチーズ×ポートワイン】というのは相性抜群マリアージュなんです。
スティルトンチーズにポートワインを入れて食べるのは贅沢すぎますが、食べて飲んで合わせてみてくださいね!
\抜栓してから時間が経っても、ゆっくり飲めるよ!/
ブルースティルトンチーズは、青カビタイプの中でも食べやすい!
世界三大ブルーチーズの中でも目立たない存在の、ブルースティルトンチーズ。
しかし、エリザベス女王に愛され、イギリス国民には絶大な人気を誇るブルーチーズです。
一度しっかり、ブルースティルトンチーズに向き合って食べてみてください。
「え?!他の三大チーズより食べやすいじゃん!」と思う方が意外に多いと思います。
ロックフォールもゴルゴンゾーラも美味しいですが、ぜひブルースティルトンチーズにも目を向けてポートワインと合わせて食べてみてくださいね。
濃厚でリッチな味わいのブルースティルトンチーズを、味わいましょう!!
ブルーチーズ好きの方は、⇩こちらの記事もご覧ください。
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