ブルーチーズは、それぞれ味わいの違いがある!

そんな意見は、とても多いです。
この記事を読んでいる方は、おすすめブルーチーズを買いたい方・探している方じゃないでしょうか?
ここでは、
自分好みのブルーチーズを探したい方に向けて書いています。
- いつも何となくで選んでしまう
- ブルーチーズは好きだけど、選ぶのが難しい
- ブルーチーズの特徴って何?
- 美味しいブルーチーズに出会いたい
- 色々な種類のブルーチーズを試したい
お気付きの方も多いと思いますが、ブルーチーズは個性の塊です。
自分の好みに合ったブルーチーズを選ぶという事が重要になってきます。
そのあたりを踏まえて、じっくりチェックしてみて下さい。
\ブルーチーズ初心者さんは、まずはコレ⇩/
クセが強くなく、味わいが優しいブルーチーズで食べやすいよ。
★ も く じ ★
ブルーチーズを買う時の注意点
- 塩分はどのくらいか?
- 青カビが均一に繁殖しているか?
- 乳種はなにか?
- クセの強弱の度合いは?
- どのように食べるか?
では、詳しくお話しましょう。
ブルーチーズの塩分はどのくらい?

まず一番大切なのでは?と言うポイントがココ。
食塩相当量です。
ブルーチーズは、他のナチュラルチーズに比べて塩分がとても高いです。
「日本食品標準成分表2015年版」に表記されているチーズの栄養成分表から
白カビタイプのチーズ【カマンベール】やフレッシュタイプの【モッツアレラ】と比較すると
カマンベール | モッツアレラ | ブルーチーズ | |
食塩相当量(100gあたり) | 2.0g | 0.2g | 3.8g |
ブルーチーズは、圧倒的に多いです。
また、ブルーチーズによっても食塩相当量は大きく変わります。
塩分が強いブルーチーズは、たくさん食べたくても食べられません。
本音を言うと、味が強すぎて飽きます。
ブルーチーズを購入する時は、商品に必ず張られている【栄養成分表示】の食塩相当量をチェックしてから買いましょう!
これを覚えておくと間違いないでしょう。
青カビが均一に繁殖しているブルーチーズか?

ブルーチーズの特徴ともいえる『ピリッとした味わい』は、青カビが均一に繁殖していると良く味わえます。
青カビが綺麗に繁殖していれば、どこを食べてもピリッしたブルーチーズ独特な味わいを感じる事が出来ます。
これが、ブルーチーズの醍醐味!
青カビが一部に偏らず、白い部分が広くないブルーチーズは【上手に出来た最高のもの】です。
出会えたら「ラッキー!」と思ってぜひ買って下さい。
乳種は何のブルーチーズ?牛乳・羊乳・山羊乳?

意外に知られてないですが、乳種によって
- 味わいの濃厚さ
- クセの強さ
- 食べやすさ
などが決まります。
牛乳製 | 羊乳製 | 山羊乳製・混乳製 | |
濃厚さ | 2位 | 1位 | 3位 |
クセの強さ | 3位 | 2位 | 1位 |
食べやすさ | 1位 | 2位 | 3位 |
比較してみると、こんな感じです。
一番クセがなく、食べやすいのは牛乳製のブルーチーズです。
しかし、コレは牛乳製!と思って買ったのに違った。
なんて事もあるので。
ブルーチーズを購入する時は、商品に必ず張られている【栄養成分表示】の原材料名をチェックしてから買いましょう!
ブルーチーズのクセの強弱は?

ブルーチーズのピリッした味わいは
- 青カビ菌の量
- 繁殖度合い
で強いか弱いかが決まります。
これに関しては自分で知る方法は現地で造ってみる!くらいしかないですよね。
しかし、買う時にクセの強弱は知っておきたいですよね。
では、クセの強くない優しいブルーチーズはどんなものなのでしょうか?
それはクリームを添加しているor添加してないが大きなポイントになってきます。
クリーム添加しているブルーチーズか?

では、クリーム添加をしているブルーチーズはどのように見極めたらいいでしょうか?
それは、【栄養成分表示】の原材料名に《クリーム》と入っているか見る。
それだけです。
簡単に見極められます。
クリームが入る事で、濃厚でまろやか・塩分も少し優しく感じます。
あまりクセの強くない、優しいブルーチーズを食べたい時は
商品に必ず張られている【栄養成分表示】の原材料名にクリームが入っているかをチェックしてから買いましょう!
そのまま?料理に?どうブルーチーズを食べるか?

贅沢ですが…塩分が多いブルーチーズをパスタソースやピザにすると美味しく食べられます。
ブルーチーズに溶け込んだ塩分を使う事で、味わいがまろやかで全体的に統一感のある料理が出来ます。
もし、買ってから「塩分強いな…」と思ってしまったら料理に使いましょう!
そのまま食べる方は、【栄養成分表示】の食塩相当量をチェックしてから買いましょう。
ブルーチーズの塩分をあなどると、例えば
- 吹き出物
- 口内炎
- のどが渇く
- お腹を下す
など。
体にトラブルが出る場合もあります。
後悔しないように、美味しく食べられるブルーチーズを選びましょう。
料理に使わなくても、ハチミツをかけて食べるのであれば塩分は気にせず買っても良いですね。
しかし、食べる量は気を付けましょうね!
ブルーチーズ購入の注意点のまとめ

まとめましょう。
ブルーチーズを買う時のポイント・注意点としては、
- 塩分は多くない方が食べやすい
→塩分が強すぎると、たくさん食べられない。味が強すぎて、飽きる。
- 青カビが均一に繁殖しているものを選ぶ
→ブルーチーズのピリッとした味わいが、バランスよく出る。
- 牛乳製が一番クセがない
→牛乳製のブルーチーズが一番スタンダード。
- クセが優しいものは、クリーム添加している
→クリームを添加する事で、ブルーチーズ全体がまろやかで食べやすくなる。
- 料理に使うなら、塩分強めもOK
→ブルーチーズに溶け込んだ塩味が、料理の味をワンランク上げる。
という点でしたね。
特に大切なのはどう食べるか・塩分量はこれで良いかという所を確認することです。
後は値段と相談という所ですね。
では、まとめを踏まえておすすめのブルーチーズをランキング形式でご紹介しますので、チェックしてみて下さい。
チーズプロフェッショナルが選ぶ!ブルーチーズおすすめランキング5選

チーズプロフェッショナルYURIが、様々な種類を食べ比べてみて『美味しい!!』と思ったおすすめブルーチーズをランキング形式でご紹介します。
さぁ、自分好みのチーズを探してみましょう!
※レベル表記は、5段階です。一番低いのは1で最高5です。
1位濃厚・まろやか・トロっとならコレ!【ゴルゴンゾーラ・ドルチェ】

おすすめ度
- 塩味の強さ:レベル2
- 乳種:牛乳
- クセの強さ:レベル2
- 濃厚さ:レベル4
- クリーム添加しているか:基本はしない
- 価格(100g):900円前後
とにかく食べやすい!美味しい!ずっと食べていられる!
そんな、ブルーチーズです。
青カビのクセがあまり強くないので、ワインや食事にも合わせやすいです。
チーズ専門店で買うと、トロトロで柔らかいゴルゴンゾーラ・ドルチェに出会える事があります。
見付けたら絶対食べてみて下さい。
ちなみに、ゴルゴンゾーラを食べ比べて見るのも面白いですよ。
ゴルゴンゾーラには、【ドルチェ】と【ピカンテ】という2種類があります。
ピカンテの方が、塩分も青カビも強いです。
どっちが好きか試しても面白いですよ。
※価格も比較的お手頃なものが多いので、チャレンジする価値はありますよ!
\ゴルゴンゾーラ食べ比べセットもあるよ!試してみて⇩/
2位ホロホロ食感が楽しめる、優しい味わいはコレ!【フルム・ダンベール】

おすすめ度
- 塩味の強さ:レベル3
- 乳種:牛乳
- クセの強さ:レベル3
- 濃厚さ:レベル2
- クリーム添加しているか:しない
- 価格(100g):950円前後
ブルーチーズらしさを残しつつ、塩味がマイルドで食べやすい!
- 青カビの特徴であるピリッした味わいをしっかり感じる事が出来る
- 塩味が優しいので食べやすい
- 硬めの食感
この3つがフルム・ダンベールの特徴です。
やや硬めで、ポロポロと崩れる食感が楽しくて美味しいです。
青カビのピリッ感が好きなあなたには絶対おすすめです。
※硬めのブルーチーズなので、水分が出にくいので保存しやすいですよ!
\ブルーチーズの特徴を生かしつつ食べやすいのはコレ⇩/
フルム・ダンベールをもっと詳しく知りたい方は、↓こちらの記事もご覧ください。
3位世界三大ブルーチーズ、羊乳製でコクはNO.1!【ロックフォール】

おすすめ度
- 塩味の強さ:レベル5
- 乳種:羊乳
- クセの強さ:レベル4
- 濃厚さ:レベル5
- クリーム添加しているか:禁止
- 価格(100g):1,500円前後
濃厚なのに、サラッと溶ける口当たりが絶品!
ロックフォールは、ブルーチーズの中でも特に有名です。
しかし、羊乳製と知っている方は意外に少ないです。
羊乳の特徴でもある、脂肪分の多さが濃厚でサラッと溶ける口当たりの理由でもあります。
味わいも、やはり羊乳ならではの少しクセの強いです。
また、青カビが大きめなのも特徴です。
一つ一つの青カビが大きいので、ピリッした味わいも強いです。
青カビを多く繁殖させるために、塩分も多くなります。
なので…ロックフォールは意外にしょっぱいです。
世界三大ブルーチーズの一つなので、一度は食べて味わって欲しいです。
蜂蜜を少しかけると甘じょっぱくなって美味しいですよ!
\羊乳の濃厚さと口どけの良さは、高級な貫禄あり!/
4位コスパ抜群!ロックフォールの牛乳版はコレ!【ブルー・デ・コース】

おすすめ度
- 塩味の強さ:レベル4
- 乳種:牛乳
- クセの強さ:レベル4
- 濃厚さ:レベル5
- クリーム添加しているか:しない
- 価格(100g):950円前後
ロックフォールの牛乳版と言われるだけもあって、味わいは似ています。
しかし、ブルーデ・コースの方がクセは強くありません。
食べやすいです。
濃いしっかりした味わいと余韻の長さはピカイチ!
クセは強くないですが、チーズ自体の味わいは凄く濃いです。
牛乳のコクと旨味が青カビによって更に引き立っているイメージです。
\ロックフォールより安く、余韻の長い美味しいブルーチーズ⇩/
5位ピリッとした青カビが爆発してるのはコレ!【カブラレス】

おすすめ度
- 塩味の強さ:レベル5
- 乳種:牛乳・山羊乳・羊乳の混入
- クセの強さ:レベル5
- 濃厚さ:レベル4
- クリーム添加しているか:しない
- 価格(100g):1,000円前後
とにかくクセが強い!青カビ好きは、ハマる事間違いなし。
とにかく、クセが強いです。
なんでこんなにクセが強いのかと言うと
- 乳種が混入
- 青カビは、製造時に添加せず自然界の青カビが繁殖するのを待つ
乳種が混入なので、様々な味わいが出ます。
比較的牛乳主体の物が多いですが、それでも山羊・羊にクセはしっかり感じます。
また、青カビを製造時に添加せず洞窟で自然に繁殖するのを待つので、複雑な味わいが広がります。
単純なブルーチーズとは、ひと味もふた味も違います。
好き嫌いは分かれますが…ブルーチーズ好きには、ぜひ試してほしいチーズです!
\複雑な青カビの味わいが口いっぱいに広がります!⇩/
【おまけ】外側は白カビ・中身は青カビのコラボチーズはコレ!【ブレス・ブルー】

おすすめ度
- 塩味の強さ:レベル2
- 乳種:牛乳
- クセの強さ:レベル1
- 濃厚さ:レベル5
- クリーム添加しているか:している物が多い
- 価格(100g):800円前後
白カビチーズもブルーチーズもどっちも食べたい方にはブレス・ブルー!
白カビのクリーミーさが、青カビのクセを優しくしてくれるので、とても食べやすいです。
そして、生クリームを添加しているので濃厚かつクリームの甘みも感じられます。
ブルーチーズが苦手な方は、まずはブレス・ブルーから食べてみると好きになるかもしれません。
\クリーミーな白カビとピリッした青カビがベストマッチ!⇩/
ブルーチーズおすすめランキングまとめ

まとめておくと
- まろやかな味わい 【ゴルゴンゾーラ・ドルチェ】
- 食べ応えのある優しい味わい 【フルム・ダンベール】
- 羊乳のコクが絶品 【ロックフォール】
- コスパ抜群 【ブルー・デ・コース】
- クセNO.1 【カブラレス】
こんな感じでしょうか。
どれもおすすめですが、イチ押しはまろやかな味わいのゴルゴンゾーラ・ドルチェかなとは思います。
料理にも、
ワインにも、
他のお酒にも、
4つの中では一番合わせやすいですので、やはり安定しておすすめです。
ぜひ、自分好みのブルーチーズに出会えるようにチョイスしてみて下さい。
国産のブルーチーズもおすすめですよ!
↓こちらも、ぜひ食べてみてください。
アトリエ・ド・フロマージュのブルーチーズが、外国産にも負けないおいしさでビックリした!
クセありチーズ好きには、⇩こちらの記事も気になるかも!ぜひ、ご覧ください。
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