簡単!チーズのオシャレな盛り付け方を自宅で再現する方法



チーズの盛り合わせは、自宅でも簡単にできる!

出来ます!コツさえ掴めば、誰でも可愛くオシャレにチーズの盛り合わせが出来ちゃいます。

チーズ好き子
専用の道具持ってないし?レストランで出てくるような盛り付け方は、プロだから出来る技だから無理じゃない…?

そう思う方多いですよね。

もちろん、プロだから出来る技もあります。

でも、プロじゃなくても簡単に綺麗にチーズを盛り付ける事が出来るコツがあるんです!

今回は、チーズプロフェッショナルYURIがチーズがさらに美味しくなる盛り付け方を伝授しちゃいます。

※チーズプロフェッショナルとは、チーズのソムリエみたいな資格の事だよ。(通称:チープロ)

これを一本持っていると便利だよ!⇩チーズナイフ【クロタンナイフ】

チーズのオシャレな盛り付け方を知ろう

↑このチーズの盛り合わせ、アートを感じますよね。

こんなアート的なチーズアソートを作る必要はありません。

これはプロに任せましょう。

では、なぜあなたはチーズの盛り合わせを作りたいのですか?目的は何でしょうか?

チーズの盛り合わせを作る目的は
  • 見た目を美しくし、さらに美味しく見せる為
  • チーズ単体ではなく、食材と合わせて美味しくしたい為

大きく考えて、この2つだと思います。

では、綺麗でおしゃれな美味しいチーズの盛り合わせはどうやって作るのでしょうか。

見ていきましょう。

必要な道具は、お皿とナイフだけ!

準備するもの・道具は、お皿とナイフだけです。(必要であればフォーク、スプーン)

もう既に出来そうでじゃないですか?

お皿はなるべく平らなお皿を選びましょう。

ナイフは、チーズ用のナイフを用意してもらい所ですが…わざわざ買わなくても大丈夫です。

包丁かテーブルナイフを用意しましょう。

私もチーズの勉強を始めてから、やっとチーズナイフを買いました。チーズナイフも種類がたくさんあります。どれを買えばいいか分からなくなります。

でもチーズの勉強した結果、私が『これ一本あるだけで便利!』と思ったナイフはコチラでした。

名前は、【クロタンナイフ】

刃が鋭いので、スパッと切りやすいです。私は、ハード・セミハードタイプのチーズ以外はこれで切ってます。

カマンベール、ウォッシュチーズ、ブルーチーズ、モッツァレラ、シェーヴルチーズがお好きな方は、ぜひお試し下さい。

柔らかいチーズも切りやすいのでとってもオススメですよ!

準備するチーズは何種類?1種類でも大丈夫?

チーズは、1種類でも大丈夫です。

1種類でも、切り方を変えたりすることで綺麗で美味しいチーズの盛り合わせが出来ます。

でも、せっかくなら色々な味わいを楽しみたいですよね。

そういう方は、3種類くらいの味わいが違うタイプのチーズを揃えると良いと思います。

気軽に買える3種類で、こんなアソートはいかがでしょうか?

気軽に買えるおすすめ3種類
  • 白カビチーズ(カマンベール)
  • 青カビチーズ(ゴルゴンゾーラ・ピカンテ)
  • ハードチーズ(パルミジャーノ・レッジャーノ)

この3種類だと、味わいも個性もそれぞれ違うので面白いです。

ホームパーティーで出したい時は、青カビチーズが苦手な人は他のチーズを食べてもらえば良いのでバランスの良い親しみやすい3種類だと思います。

例えば、ワインを一緒に飲む場合でも色々なタイプがあるので楽しいマリアージュになると思いますよ。

チーズの盛り合わせに必須!チーズ以外の食材を選ぼう。

チーズだけじゃ味気ない。

じゃあ、チーズに合う食材を考えてみましょう!

おすすめ食材
  • ナッツ系(カシューナッツ、ピスタチオ、クルミ、アーモンド)
  • 季節の旬なフルーツ(イチゴ、オレンジ、ブドウ、マスカット、メロン、梨、キウイ、イチジク、ラズベリー、ブルーベリー)
  • ドライフルーツ(干しブドウ、マンゴー、イチジク、アンズ、アプリコット)
  • ジャム(マーマレード、レモン、ラズベリー、ブルーベリー)
  • はちみつ
  • パン(バゲット、カンパーニュ、クラッカー)
  • 生ハム・サラミ

まだまだありますが、一旦これくらいにしておきましょう。

多すぎて何を選んだらいいか分からない方は、まずは太文字の食材から数種類選んでみましょう。

チーズを食べている時に、「合うな!コレ」と思う食材はどんどん盛り付けて楽しみましょうね。

ちなみに、私はポテトチップスを添えちゃうこともあります。これが美味しいんですよ!!

シンプルに、うすしお味・のり塩味のポテトチップスがオススメです。

ぜひお試しあれ!

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ダメなチーズの盛り付け方

↑このチーズの盛り合わせ美味しそうに見えますか?

うーーーん。これで良い方は、いいでしょう。

でも、もっと綺麗にもっと素敵に盛り付けは出来ます!!

このチーズの盛り付けの唯一良い所は、小皿を使っている所くらいですかね…

でも、何がダメなのか?分析してみましょう。

ダメポイント①食材の色合いが同じ

チーズって茶色・白・黄色が多いですよね。

だから、チーズだけを白いお皿に盛り付けると…素っ気ない感じになってしまうんです。

そして、チーズ以外の食材も茶色って多いですよね。

色合いが多すぎてもゴチャゴチャしますが、メリハリのある色使いを目指しましょう。

ダメポイント②全て味が濃い・強い

チーズは塩分が高い。青カビチーズは特に塩分が高い!!

チーズは大体塩分が2%くらいなのですが。青カビチーズはなんと、4.5%前後も塩分があります。

青カビチーズばかり乗っている盛り合わせは、味わいが濃すぎて食べ飽きてしまいます。

あえて青カビチーズの盛り合わせを作るならいいですが、そうでない場合は青カビチーズは1種類までにしましょう。

青カビチーズに限らず、ウォッシュチーズだけの盛り合わせなども味が濃すぎて美味しいチーズなのに飽きてしまいます。

味が濃い・強いチーズは、乗せすぎ注意!

せっかく、盛り合わせを作るのですからバランスの良い盛り合わせにしましょう!

ダメポイント③チーズ以外の食材乗せすぎ

チーズが主役なのに、チーズ以外の食材が色々あり過ぎると何を食べていいのか分からなくなります。

それに、お皿に色々乗せすぎてゴチャゴチャします。

お皿の底がしっかし見えるくらい、少量ずつ余裕をもって盛り付けましょう。

はちみつやジャムなどソース系は別とカウントして、一皿に多くても4,5種類にしましょう。

素敵なチーズの盛り付け方 成功ポイントは?

この写真↑のチーズの盛り合わせは、綺麗ですよね。

なぜ綺麗に見えるのでしょうか?

少量ずつ、お皿に対して間隔をとって盛り付けていますね。

これ、家でやると意外に出来ないんです。

なぜか、全部乗っけたくなりますよね!

『全部乗っけない!』を頭に入れて、他の成功ポイントを見ていきましょう。

成功ポイント①『色』を意識する

ダメポイントにも書きましたが、色をプラスしてあげる事で綺麗で美しいお皿に生まれ変わります。

しかし、色が多すぎてもゴチャゴチャします。だから、難しいです。

では、どうやって色合いを考えればいいのでしょうか?

食材選びのおすすめ
  • オレンジ・黄色から一品(ドライマンゴー、ヤングコーン、マーマレードジャム)
  • 茶色から一品(クルミ、ピスタチオ、カシューナッツ、バゲット、クラッカー)
  • 赤系から一品(生ハム、サラミ、イチゴ、干しブドウ、ドライイチジク)
  • グリーン系から一品(キウイ、ドライキウイ、サラダ、ハーブ)

選ぶ食材が分からないという方は、まずはこの中から食べたいもの・合いそうなものをチョイスしてみましょう。

先程ご紹介した【おすすめチーズ3種類】(カマンベール、ゴルゴンゾーラ、パルミジャーノ・レッジャーノ)に私が合わせるなら…

  • オレンジ→ドライマンゴー
  • 茶色→クルミ
  • 赤系→干しブドウ
  • グリーン系→ドライキウイ

こんな感じが良いと思います。

フレッシュフルーツを入れると色合いがもっと華やかになるので、ドライマンゴーではなくフレッシュなマンゴーでも良いですね!

また、旬の果物や野菜を添えるのもツウです。

アスパラをゆでたものを添えても綺麗ですよね!

色合いが美しいと、一気に美味しそうな盛り合わせになりますよ。

成功ポイント②お皿の大きさ・形をしっかり選ぶ

お皿を選ぶポイントは、お皿が食材でいっぱいになら事です。

お皿の余白がしっかり見える様にな、サイズのお皿を準備しましょう。

お皿の形で気を付ける事

丸いお皿を使う場合→先端がお皿の中央に向かうようにするのが基本

四角や長方形のお皿の場合→上下同じ方向になるように盛り付けよう

チーズ以外の選んだ食材を、チーズとチーズの間に盛り付けるのも視覚的に面白いですよ。

これを頭に入れて、お皿を選ぶとまたオシャレな盛り合わせになりますよ!

⇩こんな可愛いカッティングボードをお皿代わりに使うのも良いですよね。

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成功ポイント③味・食感の強弱を楽しませる

同じ味わい・同じ食感ばかりの盛り合わせは、つまらない!

食感を変える事で、味わいも変わってきます。

食感というのは、チーズのタイプですね。

チーズ7タイプ(日本の分類)
  1. フレッシュタイプ
  2. 白カビタイプ
  3. ウォッシュタイプ
  4. シェーヴルタイプ
  5. 青カビタイプ
  6. セミハードタイプ
  7. ハードタイプ

これに分類できないチーズもありますが、今回は一般的なタイプで見ていきましょう。

例えば3種類選んだ時、ゴーダ、エメンタール、パルミジャーノ・レッジャーノをチョイスしたとします。

タイプは、セミハードとハードです。全て噛み応えがあるチーズですね。

知っている方はチーズを想像してください。見栄えどうでしょうか?

全部同じチーズに見えてしまう方もいると思います。

それぞれ味わいは違うのに、見た目が同じなだけで面白くない!もったいない盛り付け!!

では、カマンベール(白カビ)、ゴルゴンゾーラ(青カビ)、パルミジャーノ・レッジャーノ(ハード)を選んだときはどうでしょうか?

白カビに覆われてたり、青カビが繁殖してたり、ゴロっと硬かったり。

見た目も違って面白いですよね。もちろん、味わいも全く違います。

この様に、盛り付けるチーズのタイプを変えるだけで見た目も味わいも楽しくなります。

チーズ大好きなチーズマニアの集まりには、同じタイプのチーズを盛り合わせて味比べというも面白いと思いますよ。

⇩これのナイフがあれば、ハードタイプのチーズをかち割れて食感も楽しくなるよ!

まずは、チーズを盛り付けてみよう!

ここまで読んでみて、自分が造りたいチーズアソートのイメージ出来ましたか?

難しく考えずに、まずは盛り付けてみよう。

何度も作っているうちに、しっくりくるチーズアソートが出来ると思いますよ!

チーズ1種類で他の食材を数種類乗っけて作るチーズの盛り合わせも良いと思います。

チーズが1種類の時は、食感を変える為に切り方を変えるのもオススメです。

例えば、【コンテ】は薄くスライスするタイプとサイコロ状にカットするタイプを2種類盛り付ける。とか

食感も変わって、なんか味わいも変わる気が私はしてます。美味しいですよ。

チーズ好き・ワイン好きの方は、ドライフルーツやナッツ類を家にストックしておくと便利ですよ。日持ちも長いので使い勝手いいです。

みなさんも、美味しくてオシャレなチーズの盛り合わせ作ってみてください。

チーズに合う副食材をもっと詳しく知りたい方はこちらを⇩

チーズと合う食材は何?ベストマッチな副食材チーズプロが教えちゃいます!

2019年11月8日