チーズにも旬があるの知っていますか?
そうなんです。冬に食べた方が美味しいチーズ・期間限定チーズ色々あります。
- チーズっていつでも買えるんじゃないの?!
- 期間限定のチーズだと高そう…
- どうせ専門店じゃないと買えないんでしょ。
- 美味しければ、別にチーズに旬とか気にしない。
たしかに、旬のチーズにこだわらなくても良いと思います。
でも、せっかくチーズ好きなら・ワイン好きなら・美味しいもの好きなら
旬のチーズを一度でいいから食べて欲しい!!
そして、知って欲しい!!
今回は、【冬に食べて欲しい絶品チーズ】をチーズプロフェッショナルYURIが3種類 厳選しました!
ぜひ、参考にしてみてください。
これは⇩私の一番のおすすめフランス産チーズ Cantal
★ も く じ ★
冬に食べたいチーズ3選
今回は選ぶ基準として
- 冬に食べたら美味しいチーズ
- 今しか食べられない期間限定チーズ
この↑2つを考えながら3種類のチーズを厳選しました。
では、早速チーズプロフェッショナルYURIのおすすめチーズをご紹介しますね。
カンタル/Cantal《濃厚&爽やか両方を持つ旨味たっぷりチーズ》
Cantalは、フランス・オーベルニュ地方(やや南部)で造られています。
牛乳製セミハードタイプのチーズです。
ミルクの濃厚な味わいと造り方により少し爽やかな酸味を感じる味わいです。
熟成期間は3タイプあり、出来れば熟成が長い旨味の詰まったCantalを味わって欲しいです。
なぜ、冬におすすめなのかと言うと
『ミルクの旨味と少し古漬けのようなニュアンスを感じるチーズ』からです。
冬は鍋、おせち、お刺身、おもちなど和食を食べる機会が多くなりますよね?
Cantalの旨味だけではない古漬けのような爽やかさ・ホロホロと崩れる優しい食感が和食にもバッチリ合います。
そして、日本酒にも合います。熱燗にして、口の中でチーズを溶かしながら食べるのもまたオススメです!
食べたくなりましたか?
私も書いてて食べたくなりました。
ぜひ、お試しあれ!
- フランス・オーベルニュ地方で造られる
- 牛乳製セミハードタイプのチーズ
- 旨味と爽やかさのコントラストが絶品
- 和食にピッタリ
- 日本酒にも合う。熱燗にも合う!
サレール/Salers《カンタルの期間限定版チーズ的存在》
Cantalと同じ地方で造られる造り方も似ている期間限定チーズSalersはというチーズがあります。
Salersは4月15日から11月15日までしか製造されないレアなチーズです。
最低熟成期間が3ヶ月なので、冬には熟成した美味しいサレールに出会える可能性が大!
無殺菌の牛乳で造っているので、ミルクの濃い旨味がしっかり感られます。
100%農家で自家製(フェルミエ)で造っているので、少し高級ですが食べる価値がアリ。
見付けられる可能性が本当に低いですが…見付けたら買うタイミング逃さないでください!
フルム・ダンベール/Fourme d’Ambert《まろやか系ブルーチーズ》
Fourme d’Ambertも、フランス・オーベルニュ地方で造られています。
牛乳製青カビタイプのチーズです。
Fourme d’Ambertの特徴は、ブルーチーズなのに塩味がまろやかな所です。
そして、ブルーチーズにしては比較的に硬めでポロポロと崩れます。
写真を見ていただけると分かると思いますが、大きな青カビがしっかり繁殖していますよね!
まろやかな味わいなのに、しっかり青カビのピリッと感を愉しむ事が出来ます。
しかし、全体的な味わいとしては強くないのでまろやかで食べやすいブルーチーズです。
なぜ、冬におすすめなのかと言うと
『まろやかで優しい青カビが、甘口ワインにピッタリ!!』だからです。
暖かい部屋で、キンキンに冷えた甘口ワインとFourme d’Ambertをマリアージュ!絶品です。
贅沢ですが甘党の方は、バニラアイスなんかも添えちゃっても美味しいです。
暖房ガンガンの部屋でアイス食べる。それの大人版ですね!
やりたくなりましたか?
私は、今すぐにでも【こたつ】に入ってマリアージュさせたいです。
もちろん、このマリアージュは季節問わずいつでも美味しいです。
でも冬にやるとなお美味しい!
外は寒い、部屋はポカポカ、そして甘口ワインにFourme d’Ambert…
すべての条件が合わさって最高に美味しいです。ぜひ、お試しあれ!
⇩こんな美味しそうな甘口ワイン(貴腐ワイン)とマリアージュ出来たら最高ですね!
モンドール/Mont d’Or《冬季限定チーズの定番トロトロチーズ》
冬と言えばやっぱりMont d’Orですね。
最近は、チーズ専門店でも冬になると必ず置くようになりましたよね。
では、簡単にモン・ドールのご説明。
- フランス フランシュ・コンテ地方で造られる(東部・コンテが造られると所)
- 牛乳製ウォッシュタイプのチーズ
- 冬しか食べられない冬季限定生産チーズ
- 熟成させて、トロトロにさせてスプーンですくって食べるのがGOOD!
- エピセアというモミの木の一種の木の器で熟成させる
- 木の香りがチーズにうつり、複雑な香りも
食べた事のない方はチャレンジしてみて下さい。トロトロで美味しいですよ。
⇩もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
エメンタール/Emmentaler《チーズフォンデュにはコレ!》おまけ
暖かい部屋で暖かいチーズフォンデュを食べる。
最高ですね!
チーズフォンデュのチーズは、実際はなんでもいいです。
しかし、本場の本格的なチーズフォンデュを造るなら【エメンタール】が必須です!
スイス産牛乳製のハードタイプです。クセは無く食べやすいです。
しかし、チーズフォンデュのように加熱した方が美味しく食べられると思います。
本格的なチーズフォンデュを作りたい方は、エメンタールを買いに行きましょう。
エメンタールの事を詳しく知りたい方は⇩こちらもオススメです。
冬のチーズをお家でゆっくり食べませんか?
暖かい部屋でチーズを食べながら、ゆっくりワインを飲む。
最高ですね!
私は、冬の方がチーズを食べる機会が増える気がしてます。
チーズフォンデュもラクレットも冬のイメージありますよね。
そして、なんといっても
冬に食べ頃になるチーズは、夏場に青々とした青草をたくさん食べて育っているのでミルク自体も冬に造られたチーズより旨味が増して美味しいんです!
食べ比べると凄く差が分かります。
栄養満点の青草をたくさん食べた美味しいミルクから作られる冬チーズ。
ぜひ、こたつに入って食べてみて下さい。
冬と言ったらチーズフォンデュ⇩も良いですね!では、楽しいチーズライフを。