しあわせチーズ工房が手がける、「茂喜登牛」はトロトロがたまらない!
現在では、国産のナチュラルチーズも日本各地色々な工房で作られています。
しあわせチーズ工房は、チーズコンクールにて受賞歴も多く、本格的なナチュラルチーズをさまざま作り上げます。
色々な商品の中でも、「茂喜登牛」は素晴らしいチーズ。
海外産のチーズにも負けない、風味豊かで美味しい「茂喜登牛」チーズをぜひ食べてみましょう。
この記事では、
- しあわせチーズ工房ってどんな工房?
- 「茂喜登牛」ってどんなチーズ?
- 「茂喜登牛」はどんな味わいなの
- 「茂喜登牛」と合わせたワイン
などを、チーズプロフェッショナル(チーズの資格)とソムリエを持つYURIが、ご紹介していきます。
見逃したらもったいない!トロトロでコクうまの美味しいナチュラルチーズを、ぜひ知っておきましょう!
チーズでも、ナチュラルチーズってなに?っと疑問を持った方は、↓こちらの記事も読んでみてくださいね。
ナチュラルチーズとプロセスチーズは、何が違うの?チーズプロおすすめ厳選10選もご紹介
★ も く じ ★
しあわせチーズ工房とは、どんなお店?
※画像は、しあわせチーズ工房より使用許可を頂いております。
しあわせチーズ工房は、北海道・足寄町茂喜登牛で、ナチュラルチーズやヨーグルトなどを作っています。
今回ご紹介する「茂喜登牛」は、作っている場所が名前にもなっているのが分かりますね。
2020年にはジャパンチーズアワードにて、しあわせチーズ工房の「幸」がグランプリを受賞した経歴もあり、国産のナチュラルチーズの中で、トップに選ばれている素晴らしいチーズ工房なんです。
しあわせチーズ工房についてもっと詳しく知りたい方は、↓こちらの記事をご覧ください。
しあわせチーズ工房の『幸』が本格的過ぎて、美味しすぎて大ファンになった
しあわせチーズ工房「茂喜登牛」とは、どんなチーズ?
今回は、しあわせチーズ工房の商品の中でも「茂喜登牛」をご紹介していきます。
茂喜登牛(モキトウシ)と読みます。
上記の画像が、カットされた写真ですがトロッとしていた美味しそうですよね。
では、どんなチーズなのか詳しく見ていきましょう。
期間限定販売の特別チーズ
「茂喜登牛」は、いつでも買えるチーズではありません。
販売期間は、10月〜5月の限定販売です。
牛たちが、ストレスなく過ごせる環境で放牧し、美味しい青草をたくさん食べた牛からとれるミルクから作られるチーズなので、限定販売はしかたないんです。
また生産量も少ないので、食べることが出来てたらラッキーなチーズなんですよ!
余談ですが、フランスでも期間限定生産販売のチーズ「モン・ドール」というものがあります。
まさに茂喜登牛を初めて食べた時は、モン・ドールを彷彿とさせるチーズでしたよ。
モン・ドールというチーズを詳しく知りたい方は、↓こちらの記事もご覧下さい。
【季節限定チーズ】濃厚とろとろチーズ『モン・ドール』年に一度は、食べたい!
木の枠を巻いて熟成している、ウォッシュタイプのチーズ
「茂喜登牛」は、エゾマツの木の皮を巻いて熟成しています。
上記の画像チーズの側面が、エゾマツの木の皮です。
木の皮は、簡単に包丁で切れました。
エゾマツの木の皮のお陰で、ほんのりと香る香ばしさとウッディさが楽しめます。
日本のナチュラルチーズのイメージを変える、複雑で奥深い味わいですよ。
また、ウォッシュタイプのチーズですが、日本人好みのマイルドな味わいで食べやすいですよ。
しあわせチーズ工房の「茂喜登牛」が中央酪農会議会長賞を受賞しています。
ウォッシュタイプのチーズ「茂喜登牛」の味わいは?
- とにかくトロトロでカスタードみたい
- エゾマツの木の皮の風味が凄い
- ウッディーさ、香ばしさ、余韻の長さが素晴らしい
- ミルクの甘味とコクがしっかり味わえる
- 旨味がギュッと詰まってる
- 表面の皮の部分は、ジャリッとしていて香ばしい(苦手な方は食べなくても良さそう)
とにかく、美味しい!ずっと食べていられる!の一言につきます。
もともと私は、ウォッシュタイプのチーズやモン・ドールが大好きなのでドハマリしました。
ミルクの甘味とトロトロした口当たり、そして、エゾマツの風味。
全てのバランスが、最高です!
これは、ウォッシュチーズ好きや特にモン・ドール好きには食べてほしいチーズです。
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「茂喜登牛」と合わせたワインは、ロゼワイン?!
「茂喜登牛」に合わせたのは、ガメイ種から造られるフランス・ロワール産のロゼワインです。
造り手さんは、ナチュラルなワインを造ることでも有名なルドヴィック・シャンソン。
味わいは、イチゴやラズベリーなどのフレッシュな果実味の中に、レモンやライムなどの爽やかさも感じる美味しいワインでした。
こちらに、茂喜登牛を合わせたところ…
実は、合わせてビックリしました。
ウォッシュタイプのチーズなので、クセや臭みがワインによって強く出てしまうかな?なんて思っていたのですが、真逆でした。
ミルキーでマイルドな「茂喜登牛」が、果実味豊かなロゼワインに寄り添うように合いました。
しあわせチーズ工房が手がける「茂喜登牛」は、モンドールを超えている?!
※画像は、しあわせチーズ工房より使用許可を頂いております。
しあわせチーズ工房が手がける「茂喜登牛」は、チーズ好きには一度味わってもらいたいウォッシュチーズ。
茂喜登牛のおすすめポイントは、
- エゾマツの風味と奥深さ
- ミルクの甘味
- マイルドでクリーミーな口当たり
- 日本人好みの食べやすいウォッシュチーズ
などがあげられます。
私の個人的な意見ですが、フランスで造られる「モン・ドール」より美味しいんじゃないか?!と思ってます。
いや、むしろ超えているのではないか?!と感じました。
生産量も少ないですし、期間限定生産販売のチーズなのでお目にかかりにくいかもしれません。
でも、見付けたら食べてみてほしいチーズです。
海外産も美味しいですが、日本のナチュラルチーズも本当に美味しいものが多いです。
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