香りの華やかさが上品。また飲みたくなるゲヴュルツトラミネール
ただのゲヴュルツトラミネールではない!
エレガントさも兼ね備えた、華やか爽やかワインなんです。
私も昔は、ゲヴュルツトラミネールの甘いニュアンスが苦手でした。
でも、トリンバックのゲヴュルツトラミネールはひと味違うんです。
ゲヴュルツトラミネールの甘いニュアンスが苦手な方でも、大丈夫!!
ブドウの個性をしっかり残しつつも、爽やかにスッキリ飲めるので1度飲んでもらいたい。
ここでは、
- トリンバックってどんなワイナリー?
- ゲヴュルツトラミネール以外のラインナップは?
- トリンバックのゲヴュルツトラミネールはどんな味?
- 合わせるおすすめチーズは?
など。
実際に、TRIMBACHのゲヴュルツトラミネールを飲んだ感想を踏まえてソムリエールYURIがご紹介します!
\ワイン好きが虜になった!/
★ も く じ ★
トリンバックのゲヴュルツトラミネール以外の銘柄は?
今回飲んだワインは、トリンバックのゲヴュルツトラミネールです。
トリンバックは、他にもたくさんの銘柄をリリースしています。
他にどんなワインを造っているのか、そして、トリンバックはどんなワイナリーなのか見てみましょう。
トリンバックはどんなワイナリー?
今回ワインを買った、エノテカのサイトから引用・編集させていただきます。
①1626年に創業し、4世紀13代にわたって歴史と伝統を家族経営で育んできた、アルザスきっての名門ワイナリー、トリンバック。また、著名な評論家や専門誌が惜しみない賛辞を贈っています。
- 『パーカーズ ワインバイヤーズガイド 第7版』最高評価5つ星
- イギリスの権威あるワイン誌『デキャンター』2006年7月号 世界の白ワイン生産者トップ10
- アメリカ3大ワイン誌のひとつ『ワインエンスージアスト』年間トップ100にて1位を獲得
- フランスの権威あるワインガイド『guide des vins 2017 bettane + desseauve』パーソナリティ・オブ・ザ・イヤー
②トリンバックでは、丁寧な剪定やブドウ樹を健全に保つための革新的技術の導入、定期的な土壌耕作など、自然を守ることを第一に考えた栽培方法を取り入れています。
③トリンバックのワインは、「食事とともに楽しめるワイン」を造るというポリシーから、果実味、酸味、ミネラルが見事なバランスに整えられています。
エノテカオンラインより引用
ザックリ引用しました。
実は、トリンバックのジェネラルマネージャーに会った事あります。
トリンバックって有名ですが、それまで飲んだ事なかったんです。
もったいない!
でも、ワインを飲もうとしてアルザス地方のワインを選ぶ事って少ないですよね。
しかし、造り手さんの想いを聞くと「なぜ今まで飲まなかった?!」と思わせられました。
トリンバックは、【ブドウに対する愛とこだわり、ワインへの方向性】がはっきりとしているから出来る美味しいワインなんです!
数々の賞や高評価も、ここからきているのです。
ジェネラルマネージャーが、『トリンバックは、食事と楽しむワインなんです!』と言ってました。
まさに、その通り!
どのワインを飲んでも、【さりげなく寄り添うワイン】それがトリンバックです。
だからこそ、レストランからも愛されているんですね。
トリンバックは、5つのランクに分かれている!
トリンバックは、大きく5つに分けられます。
- プレステージュワイン
- グラン・クリュ・コレクション
- レゼルヴ・ペルソネル
- レゼルヴ
- グラン・クラシック
【①プレステージュワイン】が一番良いランクです。
プレステージュワインは、3万円くらいします。
ヴィンテージものだと、もっと高いですね!
プレステージュワインは、アルザスワインのトップに君臨する高級ワイン。
ワインを知り尽くしたワイン通の方へのギフトにも、おすすめです。
ワインが好きな方でも、アルザスワインのトップクラスは飲んだ事ない方も多いはず!
\アルザス・リースリングのロマネ・コンティ!/
まだ、トリンバックを飲んだ事ない方はグラン・クラシックから飲むのがおすすめですよ。
ゲヴュルツトラミネール(ブドウ品種)を限定すると
- ゲヴュルツトラミネール セレクション・ド・グラン・ノーブル(甘口)
- ゲヴュルツトラミネール ヴァンダンジュ・タルディヴ
- ゲヴュルツトラミネール キュヴェ・デ・セニュール・ド・リボピエール
- ゲヴュルツトラミネール【グラン・クラシック】
などがリリースされています。
どの銘柄もそれぞれ味わいが違って、飲み比べたくなるワインです。
トリンバックのゲヴュルツトラミネールはどんな味わい
今回飲んだのは、グラン・クラシック(一番スタンダード)なゲヴュルツトラミネールです。
細長いカッコいいボトル、アルザスワインの象徴ですね!
では、
- どんな味わいだった?
- 合わせたチーズは?
詳しく見てみましょう。
2016年ゲヴュルツトラミネール/トリンバックの味わい・香り
- 色合いは、黄金色に近い濃いめの黄色
- 香りは、しっかりライチ
- その他の香りは、黄色い花、アプリコット、ドライマンゴー、黄色い系の果物、若干ぺトロール香も感じた
- 口当たりは、スッキリ爽やか
- 余韻に若干の甘味
- 酸味は、後味に少し感じる程度。強くはない
香りは華やかなのに、味わいはスッキリ!
そして、口に漂うライチ感、余韻の長さは抜群です。
ひと言で言うと
『普段は厚化粧なのに、すっぴんめっちゃ可愛い女の子!』
って感じです。
香りだけ取ると、強いワインなんだろうな!と思うのに、ひと口飲んだら繊細で香りと味わいにビックリします。
しかし、このゲヴュルツトラミネールは、爆発的な強い香水のような香りではなく、繊細でフワッと香るので味とのギャップもそこまで大きくないですよ。
単純に、美味しいです。
ゲヴュルツトラミネールは、好みが分かれることも多いですが苦手な方もチャレンジして欲しいです。
\繊細なライチの香りが幸せを感じる1本/
合わせたチーズは、ゲヴュルツトラミネールで洗ったウォッシュチーズ!
今回合わせたチーズは【フロマージュ・オン・マール・ド・ゲヴュルツトラミネール】です。
このチーズは、名前の通りゲヴュルツトラミネールから造られるマールでウォッシュ(洗った)したチーズなのです。
ウォッシュチーズ好きにはたまらないチーズですね。
もちろん、マリアージュ度です!
アルザス産ゲヴュルツトラミネールのマールで造られたウォッシュチーズ、合わない訳がないです。
クリーミーで濃厚なチーズと爽やかで芳醇なワインが、もう最高!ベストマッチでした。
\ゲヴュルツトラミネールのマールに合わせたら、もっと合いそう!/
トリンバックのゲヴュルツトラミネールは、衝撃の美味しさだった!
ゲヴュルツトラミネールは、甘口のワインもあります。
造り手によって個性の出方が変わる、面白いブドウ品種です。
今回飲んだ、トリンバックのゲヴュルツトラミネール(グラン・クラシック)は、スッキリとしながらもゲヴュルツトラミネールの華やかさがしっかり感じられる美味しいワインでした。
甘口を期待して飲むと、ちょっと印象が違ってビックリするかもしれません。
- フルーティーワインが好き
- 果物が好き
- 甘口は苦手
- 華やかな香りが好き
- 白ワインで衝撃を受けたい!
↑こんな方に【トリンバックのゲヴュルツトラミネール】はおすすめです。
久しぶりにゲヴュルツトラミネールを真剣に向き合って飲んだら、やはり美味しかったです。
またハマりそうです!
みなさんも、ぜひ飲んでみて下さいね。
\白ワインで、衝撃受けてたい方は飲んでみて!/
サヴォワ地方の美味しい白ワインも飲んでみて欲しい。
ジャケール(ブドウ品種)知らない方は、⇩こちらの記事もおすすめです。
サヴォワ産ワインが旨い!ジャケール100%で造られる白ワイン【シャス・ル・ナチュレル / ドメーヌ・ファニー・エ・ヨアン・カヴァニャ】