真っ白な白カビが特徴的なおいしいチーズ「シマエナガ」が美味しすぎ!
北海道で作られる「シマエナガ」というチーズをご存知ですか?
真っ白いきれいな、フワフワしている白カビに包まれたおいしいチーズです。
初めて食べたときは、本格的な味わいにビックリしました。
この記事では、
- チーズ「シマエナガ」の特徴
- おすすめの食べ方
- チーズ「シマエナガ」の味わい
- 合わせたワイン
などを、チーズの資格(チーズプロフェッショナル)とソムリエを持つYURIが詳しくご紹介していきます。
とってもおいしい北海道チーズに、ハマること間違いなしですよ!
★ も く じ ★
北海道チーズ「シマエナガ」とは?
ふわふわの白いカビがきれいなナチュラルチーズ「シマエナガ」
上記の写真が、実際のもの。
高さ15cm程度で、食べごたえのあるおいしいチーズです。
以下では、「シマエナガ」とは、どんなチーズなのかを詳しくご紹介していきますね。
根室のチーズ工房『チカプ』で生産されている!
「シマエナガ」は、北海道の根室のチーズ工房『チカプ』で生産されています。
チカプは、製造者のお姉さんご夫婦が育てている大事な牛から取られる牛乳を使用し、風味豊かな、ミルクの味わいをしっかり感じるチーズ作りをしています。
種類は、白カビタイプの「シマエナガ」以外にもハードタイプやセミハードタイプ、フレッシュタイプなどもありますよ。
とくに「シマエナガ」は、牛乳のミルキーさを存分に楽しめるおいしいチーズです。
北海道根室まで遊びに行ったときは、訪れてみたいですね。
チーズの名前の由来は?
チカプが生産するさまざまなチーズは、全てとりの名前が付いています。
シマエナガとは、パッケージの写真にも描いてあるかわいいとりちゃんです。
白くてふわふわしていて、綿あめみたいなボディに、目と足と手がくちばしがチョコンと付いているのが可愛くて特徴的なとり。
体長は、10〜14cmくらいの片手に入るくらいの小さなとりちゃんなんですよ。
また、生息地が北海道ということもあり、生産地とリンクしますよね。
チカプが生産する白カビタイプのチーズは、ふわふわしている白カビがシマエナガ本物にそっくりです。
とりのシマエナガは実際に見たことないですが、サイズ感も同じくらいかもしれませんね!
フランスチーズを彷彿させる!本格白カビチーズ
上記の写真は、フランス・ブルゴーニュ地方で生産されている「シャウルス」というナチュラルチーズです。
シマエナガを見たとき、シャウルスそっくり!っと思いました。
- 外観やカットしたときの中身の見た目もそっくり
- 味わいもシャウルスのように、ミルキーでまろやか
- 口当たりがなめらかで繊細
- 白カビの風味もしっかり
これは、日本版シャウルスだ!と思いました。
サイズは、シャウルスはシマエナガよりもやや大きいです。
小さいものだと直径約9cmほど、大きいものだと直径約11cmほどのものもあります。
食べ比べてみるのも面白いですね!
\シャウルスおいしいよー♪/
シャウルスのことをもっと知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
シャウルスはどんなチーズ?トロトロ感がたまらない、白カビ好き必見!
北海道チーズ「シマエナガ」の味わいと食べ方は?
シマエナガは、しっかりした白カビとなめらか口当たりの中身が特徴的なおいしいチーズです。
以下では、どんな味わいなのか、どうやって食べるのがおすすめなのかをチーズプロフェッショナルYURIがご紹介していきます。
さまざまなチーズのカット方法を知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
【チーズの食べ方】美味しく食べる為に、知っておきたい5つのコツ
「シマエナガ」の味わい
- とにかくクリーミーでなめらかな口当たり
- ミルクの風味がしっかり味わえる
- ミルキー感と爽やかな酸味がバランスいい
- 濃厚だけど、さっぱりしてる
- やさしい塩味がおいしい
- 熟成が進むと、白カビの内側からトロトロになる
- 白カビの少し苦味も感じるが、風味がいい
ひと口食べて、ハマりました!おいしかったです。
もっと熟成させても良かったか、なんて思ってます。次回は、もっと熟成させて見ようと思います。
シマエナガは、濃厚だけど爽やかなミルクの味わいと、白カビの独特な風味が絶妙なバランスで絶品でした!
とくに、なめらか口当たりで、どんどん口に運びたくなります。
また、クセがなく、牛乳本来の甘味や旨味を味わえるチーズなので、チーズが苦手な方でも食べやすいのではないでしょうか。
白カビタイプのチーズ好きは、試してほしいです!
\シマエナガはこちら↓/
↓購入方法は、通販や取り扱い店舗へ問い合わせしてみてくださいね。
「シマエナガ」のおすすめの食べ方
シマエナガをおいしく食べるには、
- チーズの温度、カット方法
- 合わせる食材
の2つのポイントがあります。
①チーズの温度とカット方法とは
シマエナガは、白カビタイプのチーズ。
白カビタイプは、冷蔵庫から出してすぐカットして食べるのではなく、30分ほど常温に戻してからカットして食べるのがおすすめです。
なぜかというと、中身がとろりと柔らかくなり、チーズ本来の柔らかさとおいしさが増すからです!
また、包丁でカットするのもいいですが、切れ味のいいチーズナイフを使うと更にきれいに型くずれせず切れますよ。
\白カビタイプには、これがおすすめ↓/
チーズナイフについて、詳しく知りたい方は↓こちらの記事もご覧くださいね。
チーズナイフを使って、もっとチーズをおいしく食べよう!プロがおすすめご紹介
②合わせる食材とは
シマエナガだけで食べてももちろんおいしいのですが、ちょっとひと味プラスすると、またおいしくなりますよ。
たとえば、
- 甘味をプラスしたいときは→はちみつ、ジャム
- 爽やかさをプラスしたいときは→オリーブオイル
などをかけてみると、また違うおいしさを楽しめますよ。
ジャムは、柑橘系やベリー系がおすすめです!
ぜひ、試してみてくださいね。
\おすすめのジャムセット/
「シマエナガ」と合わせたワインは?
シマエナガと合わせたワインは、TADAWINEの「バッカス」です。
北海道ワインなので、同じ産地でもありマリアージュ度は素晴らしかったですよ。
とくに、バッカスという珍しいブドウ品種100%で造られており、トロピカルなニュアンスやフルーティーな風味が絶妙で絶品でした。
シマエナガのミルキーでまろやかな味わいに、バッカスがフルーティーな要素をプラスしてくれ、チーズもより華やかになりましたよ。
ぜひ、シマエナガとTADAWINEの「バッカス」マリアージュしてみてくださいね。
北海道チーズ「シマエナガ」は、濃厚なミルクと白カビの風味が最高!
ふわふわの白カビがきれいなナチュラルチーズ「シマエナガ」。
ミルキーでまろやかで、程よい酸味、そして濃厚なミルクの味わいが絶品のひと品です。
そして、熟成が進むと中がとろりとしてくるので、そこもおいしいポイント!
パッケージのデザインも可愛く、プレゼントにもいいですよね。
今回のご紹介したチーズとワインは、北海道・新千歳空港にある「Wine&Cheese北海道興農社」で買ってきてもらったお土産でした。
チーズ好き、ワイン好きには、たまらないさまざまな北海道産チーズとワインが勢ぞろいしています。
北海道土産にもおすすめですよ。
そして、北海道ワインとシマエナガ、ぜひマリアージュしてみてください。
同じ産地で造られたワインとチーズは、マリアージュ度が高く、おいしさ倍増ですよ♪
期間限定発売の北海道チーズもあるんです!気になる方は↓こちらの記事もご覧ください。
共働学舎新得農場が手がける「さくらアフィネ」と「笹ゆき」は、チーズ好きも絶賛のおいしさ!