チーズプロフェッショナル試験は、努力すれば勝ち取れる資格。
なんて言われてます。そうですね…ポイントを押さえて努力すれば合格できます!!
とはいえ、
こんな意見を持っている方も多いと思います。
今回の記事は
- 『チーズプロフェッショナル資格に興味はあるけど、受験を迷っている方』
- 『次回のチーズプロフェッショナル資格受けようと思っているけど、どのくらい難しいか知りたい方』
そんなあなたに
チーズプロフェッショナルを一発で合格したYURIが【チーズプロフェッショナル資格試験】の難易度をお伝えします。
チーズプロフェッショナル資格を受験する際の教科書
\教本は、こちら⇩/
チーズプロフェッショナル資格の特徴
チーズプロフェッショナル資格試験の特徴として、
大きく3つがあげられると思います。
- マークシート方式ではなく記述問題
- 自分の意見を求められる論文がある
- 二次試験でテイスティング試験がある
では、詳しく見ていきましょう。
ポイント①マークシート方式ではなく記述問題
記述問題という所は、私も不安要素でした。
マークシート方式と違って、
- 誤字脱字で減点
- 消去法で答えられない
- 読みやすい字で記入する
この3つは、意外に大きい壁です。
最近の資格テストは比較的マークシート方式が多いと思います。
マークシート方式に慣れていないと思っていても、
テスト時間内で読みやすい字で記述問題を解くのはかなりの努力が必要です。
ポイント②自分の意見を求められる論文がある
論文と言っても、2019年度のテストは文字制限はありませんでした。
用紙に枠が設けられていて、自分で綺麗に記入していく形でした。
論文を書きなれている方は問題ないですが、試験時間内に分かりやすくスマートに書くのは努力しないと難しいと思います。
論文のテーマは、時事問題が出る事が多いので新聞やニュースなどのチーズに関する情報をしっかり把握しておく必要もあります。
ポイント③二次試験でテイスティング試験がある
一次試験が突破出来たら『テイスティング対策すればいいや!』と思う方多いと思います。
一次試験突破してからでは、ちょっと遅いと思います。
まして、チーズは似てる物が多い…ワインよりも難しい…
私の場合はチーズの教室に通っていたので、一次試験の勉強を始めた3月下旬からテイスティングの練習をしていました。でも、ギリギリ間に合ったって感じでした。
なぜそんな事になるのかと言うと、
コメントを【短く・分かりやすく・簡潔に・自分の言葉で】記入しなきゃいけないから。
そう思いますよね。私もそう思ってました。
しかし、答えが[カマンベール]なのにコメントを[ブリ]で書くと…
同じ白カビチーズでも表現が違うのに、思い込みのまま書いていると思われ減点じゃなく×になる事があります。
しかし問題に、チーズ名を当てろというものは出ません。
なので、テスト時間内で【どれだけチーズを観察出来て、それに合ったコメントを記入できるか】がポイントなのです!
これは、もうどれだけ食べたか観察したかで決まってきます。経験と努力の何物でもないです。
二次試験の勉強方法をもっと詳しく知りたい方は、⇩こちらもご覧ください。
チーズプロフェッショナル二次試験対策!合格者が勉強方法を伝授します。
チーズプロフェッショナル資格の難易度
ここで、皆さんも気になっているであろう…
チーズプロフェッショナル資格についての難易度を見ていきましょう!
私が受験した色々な試験と比べて難易度がどのくらいなのか見ていきましょう。
J.S.A.ソムリエ試験と比べて
ソムリエ協会が合格率を開示しているので載せます。
ソムリエ協会がテスト形式を変更した2016年~2018年分です。
ソムリエ 29.0%、23.5%、 26.5%
ワインエキスパート 38.2%、33.1%、32.8%
私はテスト形式が変更前の時に受験しているので内容までは詳しくありません。
⇩【ワイン受験.com】が分かりやすく試験内容を書いていたので気になる方は読んでみて下さい。
https://www.wine-jyuken.com/sommelier/subjects
昔よりかなり厳しくなっているのは事実です。やはり相当ハードルが高いですね…
しかし、マークシート方式で4択の中から選ぶという事なので消去法で解ける問題も多そうですね。
YURIが勝手に決めちゃう難易度 8/10点
食生活アドバイザー3級と比べて
食生活アドバイザーとは、
【人が健康な生活を送るための食生活を広い視野に立ってトータルに提案していくアドバイザー】の事です。
私が受けた3級は【「消費者」の立場から食生活を見直す事を目的とするレベルの試験】です。
- 全てマークシート方式
- 事前に特別講座の受講が受けれられる。(有料)
- 過去問題の本などが書店で気軽に購入で出来る。
- ユーキャンで通信講座も受けられる(受けなくても試験は受けられる。)
- 合格率は、約65%と比較的高め。
過去問を何度もしっかり解いて、良く出る問題や間違えやすい問題は何度も復習すれば
確実に合格できると思います。
中学や高校で家庭科?とかで学んだ事も出てくるので、うっすら記憶にある内容も出てきます!なので、親しみやすくて勉強しやすいと思います。
YURIが勝手に決めちゃう難易度 4/10点
チーズプロフェッショナル資格試験の難易度
私個人の意見ですが…結論から言うと。
ソムリエ試験より難しいと思っています。特に、努力と忍耐力が必要な試験だと思ってます。
【チーズプロフェッショナル資格の特徴】でも話した事の繰り返しになりますが、理由を話しますね。
- 全て記述問題
- 一次試験の時点で、合格率50%切る事がある
- テイスティングテストもマークシート方式ではなく、コメントを記入する
- 二次試験は、テイスティングテストと記述問題があり試験時間は1時間と短い
やはりポイントは、記述問題という所が大きいと思います。
大まかに覚えるのではなく、『自分の言葉で相手に説明するまで教本を理解しなければいけない』からです。
これって意外に難しいんです。
【覚えたつもり詐欺】(私が勝手に決めたワードです…)が多々勃発します。
しかし、チーズプロフェッショナル資格試験の勉強しやすい所もあるのです!
- 教本がオールカラーで読みやすい
- ソムリエ試験の教本より薄い
- 絵がいっぱいなのでページ数にしては、文章が少ない
↑これって、結構やる気出るポイントになりませんか?
私は、やる気も出ましたし、楽しく教本を読めました。写真がたくさんって重要ですよね!
合格を目指すには、繰り返し読む、繰り返し食べる、繰り返しアウトプットする
この繰り返しの努力が鍵です。
YURIが勝手に決めちゃう難易度 9/10点
チーズプロフェッショナル資格を受ける前に
『チーズが好きだから!チーズプロフェッショナル資格を受ける!』
もちろん素晴らしいと思います。
しかしいざ、教本を開いたら…分からない事だらけ。「こんな勉強するつもりなかった!!」ってなるのは嫌ですよね?
受験する前に「こんなテストだよ?」とか「こんな事学ぶんだよ。」が分かっているとさらに勉強が面白いと思います。
そこで、チーズプロフェッショナル資格を受験する前に知っていると良いかも!という事を書いてみました。
チーズの本を読んでみる
チーズの試験って思うとなんだか楽しそうですよね。
しかし、そんな楽しい事ばかりではないんです…
例えば:歴史・製造方法・どの国で度のチーズが造られるか・輸出入量・生産量など
まぁ勉強する内容は色々あるんです。
だからこそ、チーズってなに?という初歩的な事を知っておくだけでも、試験勉強しやすいと思います。
オススメ本①【チーズの世界図鑑】
この本は、見てるだけでワクワクしちゃう・食べたくなっちゃう感じです。
造り方や歴史・各チーズの味わいも分かりやすく簡潔に書いてあるのでオススメです!
私は、試験勉強の時に出会ったのですが…もっと早く出会いたかった一冊でした。
オススメ本②【プロフェッショナル・チーズ読本: プロが教えるチーズの基本知識から扱い方まで】
私が一番最初に読んだチーズの本はこれでした。
最初の方は難しすぎて…何を言ってるのかチンプンカンプン。
でも、読み終わる頃にはワイン好きの同僚に「チーズって○○なんだよ!!」って言いたくなっちゃう説明したくなっちゃう本でした。知らない事がたくさん知れる一冊です。
オススメ本③【チーズの絵本】
この本は、可愛くて一目ぼれして買った本でした。
絵本なのに、内容が濃い!!しっかり、歴史の話や製造の話も書いてありました。
また、絵が可愛いので、内容がスッと入ってきて読みやすいです。
チーズのなんで?という疑問から、マリアージュやカット方法まで色々なジャンルが一冊にまとまっているので面白いです。サクッと読めるカワイイ絵本です。
《おまけ》オススメ本④【フロマジェが教える おいしいチーズの新常識】
これは、ある程度チーズを知ってる人が読んだ方が面白いかもしれないです。
私は試験勉強をする前に読んだのですが、今改めて読むと…
コアなチーズがたくさん載っているので「あ!あのチーズだ!」とか「これ美味しいんだよねー」とか思い出しながら読めて面白かったです。
有名チーズはある程度知ってるよーって方は、この本を読んで『新しいチーズと出会って欲しい』そんな一冊です。
ちなみに、『kindle unlimited』知ってますか?
『kindle unlimited』に登録されている本が低額で好きなだけ読み放題なんです!
今回のオススメ本①【世界のチーズ図鑑】のミニバン【マイナビ文庫 世界のチーズ図鑑ミニ】など、ワイン本や雑誌も色々読み放題出来ますよ!!
⇩携帯でアプリをダウンロードするだけで気軽に見れるので通勤時間にサクッと読めてオススメだよ。
コムラード・オブ・チーズを受験する(チーズ検定)
実はチーズの試験も2つあります。
- チーズプロフェッショナル
- チーズ検定(コムラード・オブ・チーズ)
- は[本格的なプロフェッショナル資格]
- は[チーズに興味を持ち、周りの人よりチーズのことを知っている]
というレベルの違いがあります。
ワインの試験も、ソムリエやエキスパートの他に【ワイン検定】があります。
ワインライフを楽しみたい方や、ワインに興味がある方のための入門的な位置付けの試験
チーズ検定もイメージは同じです。
送られたテキストを読み独学で勉強、試験当日は講習会があり、その後テストがあります。
※合格基準は、全問題の75%以上正解する事とします。
この資格を取った事で、私はもっとチーズの事を知りたいと思えました。
チーズプロフェッショナル資格試験を受験したいなと思っている方は
ぜひチーズ検定を受けてみて下さい。チーズ検定のHP⇩
C.P.A.チーズ検定について詳しく知りたい方は、⇩こちらをご覧ください。
C.P.A.チーズ検定ってなに?勉強方法を知って一発合格しよう!
チーズプロフェッショナル資格の勉強をして、もっとチーズ好きに
ソムリエ試験の勉強をする前に、試験慣れをする為に受けたのが【チーズ検定】でした。
もともとチーズは好きでしたが…
知識はほぼゼロ。《ロックフォール》青カビチーズが羊乳製という事すら知らないで食べていました。今考えるとお恥ずかしい話です。
しかし、それをきっかけに【チーズプロフェッショナル】の勉強をして資格まで取れました。
試験勉強は、本当に大変でした…私は記述問題が不得意だったせいもあって、苦労しました。
でも、その苦労のお陰でチーズがもっと好きに・もっと面白いチーズ食べたい!!と思うようになりました。
少しでもチーズに興味がある方は、ぜひチーズ検定からでも勉強してみて下さい。
世界がまた広がって面白くなりますよ。
など