ワインが苦手でも、飲み方ひとつで飲めるようになります!
先日、ワインは興味あるけど苦手という夫婦と一緒に飲む機会がありました。
ということでした。
そこで、色々な飲み方でチャレンジしてもらったら最終的には「美味しい!」となりワインもっと飲みたい!といってもらえました。
友人同士、カップル、夫婦、家族でも、相手はワインが好きだけど自分は苦手、その逆の場合もありますよね。
この記事では、
- 苦手な理由
- ワインが苦手なが克服できるポイント
- ワインが苦手な人と一緒に飲む時の選び方
- これなら飲めるかもソムリエおすすめワイン
などのワインが苦手だけど飲んでみたい方へ、ソムリエールYURIが飲み方をご紹介していきます。
この記事を読んで、ワインが飲めるようになりましょう!
★ も く じ ★
ワインが苦手な方の理由
ワインが苦手な理由の多くは、
- 飲むと頭痛がする
- ワインを飲むと吐く
- 体調が悪くなる
- 渋いのが苦手
- 味が嫌い
などがあります。
体調が悪くなる方の多くは、アルコールアレルギーでない限り、飲み過ぎが原因です。
なぜかと言うと、ワインはアルコール度数10前後~15%と高いわりに、フルーティーで飲みやすいものが多く量を飲み過ぎてしまうのです。
美味しいと飲んで、失敗してしまう方が多いです。
また、水をあまり飲まないで飲むのも体調が悪くなる原因のひとつです。
まずは、ゆっくり味わって飲んで、水をしっかり飲んでワインを味わってみてください。
味が苦手な方は、選び方や飲み方を間違えている場合があります。
克服できる可能性が大いにあるの、以下の飲み方や選び方のポイントを読んでみてくださいね。
ワインが苦手な方へ!飲み方のポイント
ワインが苦手な方は、
- 味が苦手
- アルコール感が強い
上記の2点の理由を聞きます。
2つを解決するために、
- まずはスパークリングワインから
- カクテルやサングリアでワインアレンジに挑戦
- デザートと一緒に飲む
上記の、3つのポイントを試してみましょう。
①まずはスパークリングワインから
ワインが苦手な方は、渋味、酸味、苦味の味わいが得意ではない方が多いです。
赤ワインは特に、この3つの味わいを強く感じることがあります。
白ワインも、酸味は感じやすいです。
赤白ワインと比べると、スパークリングワインやシャンパンは、結婚式の乾杯でも振舞われるように、万人受けする味わいが多いことが特徴でもあります。
また味わいが、甘口~辛口まで幅が広く、クセも強くないので飲みやすいです。
味わいが苦手な方は、まずはスパークリングワインの甘口タイプを飲んでみるのをおすすめします。
\天使のラベルが可愛い甘口スパークリング/
②サングリアやホットワインでワインアレンジに挑戦
サングリアは、ワインをベースに果物やジュース、シナモンやバニラビーンズなどのスパイスなどを加えてカジュアルにワインを飲む方法です。
海沿いのカフェや夏場に、よく登場します。
オレンジやレモン系の柑橘系やイチゴやチェリーなどのベリー系などのフルーツが入るだけで、とても飲みやすくなります。
ジュースや炭酸水などを入れることで、アルコール感も穏やかになるのもポイント!
ホットワインも同様で、ワインのスパイスやフルーツなどで煮込むためアルコール分がやや飛び、フルーティーで飲みやすく変身します。
\サングリアが簡単に出来るキットもあるよ!/
③デザートと一緒に飲む
ワインを食事に合わせても苦手だった、という方もいると思います。
食事に合わせてもおいしく飲めなかったという方は、思い切ってデザートと合わせてみましょう。
デザートといっても、こだわった物ではなくて大丈夫です。
例えば、
- クッキー
- ケーキ
- チョコレート
など、コンビニやスーパーで売っているもので十分です。
出来れば、クッキーやケーキはチーズが入ってたりすると合いやすいですよ。
\ワインと相性抜群のチーズクッキー/
レストランでデザートと合わせる時は、『デザートワイン』があるか聞いてみてください。
甘くてトロリとした口当たりがワインの苦手な方でも、美味しく飲めると思いますよ。
\おすすめのデザートワインはこれ!/
こちらのワインは、開けた日に飲みきらなくても大丈夫。
じっくり1ヶ月くらいかけて、晩酌にちょこちょこ飲むのがおすすめですよ。
味わいの変化も楽しめて面白い美味しい一本です。
ワインが苦手な方におすすめな選び方
ワインショップに行っても、何を基準に選んだらいいか分からないですよね。
特に、
- 苦手な方と一緒に飲みたい時
- 苦手を克服したい時
に選ぶワインは、至難の業。
ここでは、ワイン苦手さんを克服させてきた、選び方をご紹介します。
ポイントは、
を組み合わせることです。
では、詳しく見ていきましょう!
【価格】あえて高いワインは選ばない
「ワインは、高い方が美味しい!」といわれる方もいますが、私は「高く・希少なワインほど、難しく飲みにくい」と感じています。
初心者さんや苦手な方は、
の価格帯の中のワインを選びましょう。
赤白泡どれも、フルーティーで飲み飲みやすく食事に合わせやすいものが多いですよ。
どんなワインも美味しく飲めるようになったら、今度は複雑な味わいの高いワインを飲んでみましょう。
【生産地】飲みやすい場所を選ぶ
ワインといえば、フランスが有名ですよね。
フランス産のワインは、日本にも多く輸入されていますが、苦手な方には渋みやクセが強すぎたりして飲みにくいこともあります。
ここでは、苦手な方が克服できるおすすめ生産地をご紹介します。
生産国 | 理由 | |
1位 | チリ | 赤白ともに果実味が豊富で飲みやすい。甘みも感じる。 |
2位 | アメリカ | 特に白ワイン!パイナップルやバニラなどの甘いニュアンスを感じられうものが多い。 |
3位 | スペイン | テンプラニーリョ種で造られる赤ワインは、ジューシー感があってのみやすい。サングリアにもおすすめ。 |
上位の3産地は、フランスに比べ比較的飲みやすいワインが多く造られます。
1,000~2,500円前後のワインなら、フルーティーで甘味も感じる美味しいワインに当たる産地ですよ。
【ブドウ品種】クセのないものを選ぶ
ブドウ品種は、ワインの特徴を強く出します。
ここでは、苦手な方が克服しやすい、飲みやすくクセのないブドウ品種をご紹介していきます。
ブドウ品種 | 理由 | |
1位 | シャルドネ(白) | クセがなく飲みやすさNO.1!産地によって、スッキリにもフルーティーにも変身する。 |
2位 | ゲヴュルツトラミネール(白) | ライチのような風味が楽しめる。フルーティーで、ほんのり甘味も感じるので飲みやすい。 |
3位 | テンプラニーリョ(赤) | 赤ワインの中では、比較的飲みやすい品種。ジューシーさとフルーティー感を楽しめます。 |
どのブドウ品種も産地によって、味わいは異なります。
生産地と組み合わせて選んでみてくださいね。
ワインが苦手な方も飲めるかも!ソムリエおすすめ3選
飲み方や選び方をご紹介してきましたが、
そんな方もいると思います。
ここで、ワインが苦手な方が克服できるかもしれないワインを赤白泡3種類を選びました。
単体ではなく、アレンジ方法や飲み方も一緒に、ソムリエールYURIがご紹介していきますね。
【泡編】フォンタナ・フレッダ「モスカート・ダスティ」
微発泡の甘口のスパークリングワイン。
マスカットから出来ているので、フルーティーな甘さが絶品。
アルコール度数が引くので、お酒が苦手な方でも飲みやすいです。
【白編】ケンダル・ジャクソ「ヴィントナーズ・リザーヴ ・シャルドネ 」
アメリカ産のフルーティーな白ワイン。
パイナップルやマンゴーなどのトロピカルフルーツのニュアンスや、バニラや焼き立てのパンのような香ばしさも感じられる一本。
甘いワインではなく、辛口タイプなので食事にも合わせやすいですよ。
【赤編】モンテス「リミテッド・セレクション・ピノ・ノワール」
イチゴやクランベリー、チェリーなどの赤いフレッシュな果実味が楽しめる赤ワイン。
渋味が苦手な方は、サングリアやホットワインにしてもおすすめ。
果物のジューシー感とワインの深みを楽しんでみてください。
【おまけ・ロゼ編】メスタ「テンプラニーリョ・ロゼ・オーガニック」
スペインのテンプラニーリョ100%で造られる、オーガニックロゼワイン。
やや甘口なので、冷やして飲むと果実の甘味と酸味のバランスをよく飲むことができますよ。
ジューシーでフルーティーなロゼワインも、ぜひ試してみてくださいね。
ワインが苦手な方は、まず飲み方や選び方を変えてみよう!
ワインが苦手な方には、さまざまな理由があります。
体調が悪くなりやすい人は、
水を飲む!ごくごく飲まず、ゆっくり味合う。
味が苦手な人は、
サングリアなどアレンジする、選び方を変える。
これが重要ですよ!
\サングリアには、ワインともとを使うのが簡単!/
ワインを楽しく飲めるように、工夫をして苦手を克服してみましょう。
そして、チーズと一緒に飲むと、ワインも格段に美味しくなります。
ワインとチーズを合わせてみたい方は、⇩こちらの記事もご覧ください。
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